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【時の言葉】外出を控え、資源消費を減らそう(2022.6.20))

生態系関連

2023年9月-12月

2023年12月22日:2つの子宮を持つ米女性が双子の女児を別々の日に出産/(AFP時事) 生まれつき子宮が二つあり、両方の子宮で妊娠していた米アラバマ州の女性が22日、双子の女児を別々の日に出産したことを明らかにした。自らの妊娠についてインスタグラムアカウントで発信してきたケルシー・ハッチャー(32)は、「奇跡の赤ちゃんが生まれた!」と投稿している。


2023年12月21日:ぺルーでアマゾン原産の亀4000匹没収/(AFP時事) ペルーの野生動物当局は21日、首都リマのホルへ・チャベス国際空港でアマゾン熱帯雨林原産の生きたカメ約4000匹を押収したと発表した。 当局の発表によると、カメはインドネシアに輸出されるところだった。南米最大のオオヨコクビガメの幼体とモンキヨコクビガメなどが、段ボール箱に入った小型の透明プラスチック容器に入れられていた。両種ともワシントン条約(CITES)の付属書IIに記載されており、取引には追跡と許可が必要となっている。国際自然保護連合(IUCN)は、モンキヨコクビガメを危急種(VU)に指定している。


2023年12月17日:インドネシアで生ごみ問題に挑戦・昆虫活用/(ノム通信/ロイター参考) 人口1000万人を超えるインドネシアの首都ジャカルタでは生ごみ問題が深刻さを増しているが、市民は「目に入らず、気にもかけていない」という。インドネシアで2018年に出されたごみは6579万トンで、その44%が食品関連だった。全体で72%が処分され、28%は未処分。処分済みの中では69%が埋め立てで、リサイクルは12%にとどまっている。2018年に「マガラーバ社」を立ち上げたレンドリア・ラブデ(32)はアメリカミズアブの幼虫を使って生ごみの処理に挑んでいる。生ごみを食べてくれるこの幼虫は、その後、家畜や魚の飼料として販売される。


2023年12月14日:世界の避難民は過去最大の1.14億人・ガザ紛争で増加の予想/(ロイター) 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)のグランディ難民高等弁務官は13日、ジュネーブで四年毎に開かれている「グローバル難民フォーラム」で、パレスチナ自治区ガザでの戦闘がより広範囲な地域で避難民を発生させる恐れがあると警告した。世界で発生している避難民は過去最多の1億1400万人。このうち約4000万人がスーダンやウクライナから戦闘を逃れた人々という。


2023年12月9日:フランスで子どもへの性虐待の疑いで80人以上を一斉逮捕/(AFP時事) フランスで先週、子どもに対する性虐待の疑いで全101県のうち53県で、80人以上の男が一斉に逮捕された。この中には地方自治体議員や教師も含まれていた。逮捕された容疑者の年齢は30歳前後から60歳超に及び、職業も議員から失業者までさまざまだった。警察はパソコンやハードディクに保存された10万件以上の動画や写真を押収。一部には「乳幼児に対する性的行為や動物を使って子どもを性的に虐待している」様子が残されていたという。


2023年12月9日:米国の交差点に日本人の名前を付ける・第二次世界大戦の英雄/(共同通信) 米西部ロサンゼルス近郊グレンデールで、第2次大戦中に戦死し、1946年に日系人として初めて米名誉勲章を授与されたサダオ・ムネモリさんの名前を冠した交差点が誕生した。氏名が記された看板の除幕式が9日開かれ、出席者は「日系人の歴史を知るきっかけにしてほしい」と語った。交差点の名前は「サダオ・S・ムネモリ記念交差点」。日系2世のムネモリは日系人部隊の陸軍第442連隊に所属。2045年、イタリア戦線で手りゅう弾に覆いかぶさり、仲間を守って死亡した。


2023年11月29日:英国で元病院職員が過去10年に101の遺体と性行為/(AFP時事) 英国の元病院職員が10年以上にわたって霊安室で少女や女性の遺体に性的暴行を加えていた事件をめぐり、調査委員会は28日、犯罪を許した病院グループ側の失態の数々を批判した。デービッド・フラー受刑者(69)は病院2ヵ所で雑用係を務めていた2005〜2020年、9〜100歳の少女と女性少なくとも101人の遺体に性的暴行を加えた。事件が発覚した時には、1980年代に若い女性2人を性的動機で殺害した罪で既に終身刑に服していた。


2023年11月25日:豪の海辺の町でネズミが大発生・大量のネズミが海に飛び込み溺死/(Newsweek) オーストラリアの海辺の町でネズミが大発生。大量のネズミが海に飛び込んで溺れ、海岸に打ち上げられたことで地元はパニック状態に。ネズミが漂着したのは、ケアンズから西に約740キロ離れたクイーンランド州北部の漁業の町カルンバ。地元住民や観光客がSNSにアップした動画や写真には、海岸や近くの川をネズミが埋め尽くす様子が映っている。町は悪臭で満ち、人々は不快感だけでなく恐怖も味わっている。自然生息地である乾燥した環境に大雨が降ったため、個体数が急増したことが原因ではないかと考えられている。この大量のネズミは餌を求め、干潮時に近くの島に泳いで渡ろうとしたと考えられている。そして、潮が満ちてきた後に戻ろうとして溺れ、海岸に打ち上げられたのだろう。 人間界で同様のことが起こらなければ良いが。(22.7.12「世界は人口爆発を脅威と捉えていない」)


2023年11月12日:英国で、難病の女児の生命維持装置外される/(AFP時事) 英国で12日、難病を患い、末期状態にある生後8ヵ月の女児の生命維持管理装置が取り外された。慈善団体が明らかにした。両親は治療のためにイタリアへの移送を求めて裁判で争っていたが、裁判所は訴えを退けていた。2月24日に誕生したインディ・グレゴリーちゃんは、細胞内でエネルギーを生成できない難病「ミトコンドリア病」を患っている。国営の国民保健サービス(NHS)は治療法がないとし、医師らは生命維持管理装置を外すべきだとしていた。 本来、出生段階で死んでいる事例だったろう。単に延命措置をしていたに過ぎない。無益な延命措置は止めるべきである。運命は受け入れなければならない場合も多い。


2023年11月7日:米国で先天性梅毒急増・10年で10倍・非白人系に多い/(AFP時事) 米疾病対策センター(CDC)は7日、米国の先天梅毒の新生児が過去10年で10倍以上に急増していると警鐘を鳴らした。同国では性感染症が全般的に増加している。CDCによれば、2022年の先天梅毒の新生児は3700人を超え、2012年の10倍以上となった。10例中9例は、母親が妊娠中に適切な時期に検査・治療を受けていれば感染を防げたはずだとCDCは指摘している。母親が梅毒に感染して治療を受けていない場合、胎児にも感染するリスクがある。流産や死産を招くか、新生児に関しては視力・聴力の低下、骨格異常などの長期的な合併症を引き起こす恐れがある。特に感染者が多いのは、非白人の人々だ。検査や治療を受ける割合は白人を下回っている。


2023年11月6日:イタリアが治療絶望の英国女児に国籍付与してバチカンの小児病院に移送を企図/(AFP時事) イタリアは6日、英国で治療の継続をめぐり法廷闘争となっている生後8ヵ月の女児に国籍を付与した。英イングランド中部ノッティンガムで2月24日に誕生したインディ・グレゴリーちゃんは、細胞内でエネルギーを生成できない難病「ミトコンドリア病」を患っている。国営の国民保健サービス(NHS)は治療法がないとし、医師らは生命維持管理装置を外すべきだとしている。両親のディーン・グレゴリーとクレア・スタニフォースは、治療を申し出た伊ローマにある教皇庁(バチカン)が所有する小児病院への移送を望んでいる。だが、高等法院は先週、イタリアへの移送はインディちゃんにとって最大の利益とはならないとし、これを認めない判断を下した。医師らは治療の継続は苦痛を与え、効果もないとしている。イタリアのジョルジャ・メローニ首相は7日、インディちゃんの生命維持管理装置の停止が法的に可能となる期限まで1時間を切る中、インディちゃんにイタリア国籍付与するための閣僚会議を開催した。メローニ氏はソーシャルメディアに「幼いインディを救える望みは薄いというが、彼女の命を守るため、そして母親と父親が彼女のためにできることをすべて行う権利を守るため、私は最後まで自分にできることをする」と投稿した。父親のディーンさんは支援団体を通じて、イタリア政府に感謝するコメントを出した。


2023年11月2日:コロンビア麻薬王が飼育したカバが爆増・一部殺処分へ/(AFP時事) 南米コロンビアのスサナ・ムハマッド環境・持続可能開発相は2日、麻薬王の故パブロ・エスコバルが輸入したカバの子孫166頭について、一部を殺処分する方針を明らかにした。ムハマッドは記者団に対し、年内に20頭に不妊手術を施すと述べた。さらに「何頭か」を安楽死させると語ったが、具体的な数は明らかにしなかった。1980年代、エスコバルが私設動物園用にアフリカから輸入したカバは、最初は小さな群れだった。だが、1993年にエスコバルが警察との銃撃戦で死亡した後、カバは川や沼地、湿地があり、サバンナ気候で餌が豊富なアンティオキア州を自由に動き回るようになり、個体数は爆発的に増加した。当局は不妊手術や国外の動物園への譲渡など、さまざまな対策を試みてきたが、抑制できていない。環境省は2022年、世界で最も危険生物の一つとされるカバを外来種に指定し、殺処分の道を開いた。カバの繁殖を抑え切れず、周辺の住民や野生動物に脅威を与えていると専門家は警告している。カバはマグダレナ川沿いの漁村を襲ったり、校庭に侵入したりしたこともある。専門家は、このままでは国内のカバは2035年までに1000頭に達する恐れがあると警告している。一方、動物愛護活動家らは、不妊手術はカバに苦痛を与え、実施する獣医師にも大きな危険が伴うと主張している。 動物愛護活動家の言う「苦痛」には何の道理的根拠も無い。それなら牧畜業は全て廃止すべきということになるし、ウイルス感染した鶏などの殺処分もできないことになる。


2023年10月25日:ブラジルの海岸で鳥インフルエンザによりアザラシ・アシカ500頭が死ぬ/(AFP時事) ブラジル南部リオグランデドスル州の海岸で、少なくとも522頭のアザラシとアシカが死んでいるのが発見された。当局が25日、明らかにした。ブラジルは2023年5月、野鳥間での感染確認後に鳥インフルエンザ流行に関する緊急事態を宣言。9月には同州で海洋哺乳類の感染が初めて報告された。最近、鳥インフルエンザで死んだアザラシとアシカ数百頭が確認されたウルグアイ国境に近い地域でも発見されている。ブラジルは世界市場の約35%を占める最大の鶏肉輸出国だが、家禽類や養鶏場での感染はこれまでに報告例がなく、鳥インフルエンザの発生がない国に分類されている。 なぜ鳥インフルエンザが鳥に感染しないでアザラシなどに感染しているのか分からない。変異したのであろうか?


2023年10月25日:ルーマニアで熊への対応めぐり紛糾/(AFP時事) 環境省によると、ルーマニアの熊の生息数は約8000頭。だがその調査方法は前時代的で、数字は不正確だとされる。カルパチア山脈の地元住民からは、クマの目撃情報が増えていることに危機感を募らせているとの声が上がっている。公式統計によると、2016〜2021年にクマに襲われて命を落とした人は14人。負傷者は158人に上った。放牧されている牛の被害も大きい。クマが出没するようになったのは、観光客による餌付けの影響も大きいという。スナップ写真のために餌付けするのだ。こうした状況を受け、当局は今年、殺処分を認めるヒグマの年間上限頭数を50%増の220頭まで大幅に引き上げることとなり、牧畜業者や農家と自然保護活動家との間では対立が生じた。ルーマニアでは2016年、遊興目的でのクマの狩猟が禁止された。現在は「専門的な技術者」のみにしか許可が与えられていない。一方、ミエルクレアチュクから程近い山間部に位置し、観光客に人気の小さな町バイレトゥシュナドは、「クマ適応型コミュニティー」を目指している。町はクマには開けられないごみ箱を試験的に導入し、さらに民家やごみ箱の周り400か所に電気柵を設置した。クマとの対立を避けるコツをまとめたアプリもある。クマによる被害について当局に寄せられた件数は、2021年には50件あったが、昨年と今年はゼロになった。 熊の生息数に上限を設けるのはやむを得ないだろうが、その前に人間側がやるべきことがあるようだ。(21.1.7「制御思想」)


2023年10月10日:コンゴで住民が殺されたゾウの肉を食べる/(AFP時事) コンゴ民主共和国東部で9日、ビルンガ国立公園から脱走したゾウが武装集団に殺された。肉は住民たちが分け合って食べた。数週間前に、武装集団は若者らを利用して同園を囲む電気柵を損傷させていた。9日にゾウ2頭がこの柵を抜けて保護区から脱走。うち1頭が武装集団に殺された。殺したゾウの肉は住民たちで分け合ったという。コンゴは鉱物資源が豊富であるにもかかわらず世界で最も貧しい国の一つとなっている。世界銀行によると、人口約1億人の3分の2が、国際貧困ラインの1日2.15ドル(約320円)未満で暮らしている。


2023年10月3日:フランスで南京虫大発生・五輪に向け駆除作戦/(共同通信) フランスの公共交通機関や空港などで「南京虫」の名前で知られる害虫のトコジラミの発生が相次いで報告され、社会問題となっている。殺虫剤への耐性が高まったことなどが背景とみられる。国内外から多くの観客が予想される来年7月のパリ五輪開催まで1年を切る中、政府は深刻な問題だとして駆除作戦に乗り出した。


2023年10月1日:中南米の干ばつの中グーグルが計画のデータセンターに住民の怒り/(ロイター) ウルグアイのラカジェポー大統領は、今回の干ばつが最悪だった時期に首都モンテビデオの小学校を訪問した。その際に、小学生から思いがけない質問をぶつけられた。「なぜ水はこんなに塩辛いのですか」──。ウルグアイは厳しい干ばつに見舞われ、モンテビデオの一部地域では汽水域で採取した塩分を含む水を混ぜて給水していた。最近の降雨で給水事情は改善している。とはいえ、ペットボトル入りの飲料水を買うだけの余裕がない市民の多くは、米アルファベット傘下のグーグルが打ち出した、サーバーの冷却用に1日で数百万リットルもの水を消費するデータセンターの建設計画に怒りを募らせている。


2023年10月1日:ベルギーに定着したアライグマの駆除はもはや手遅れ/(AFP時事) 北米原産のアライグマは、欧州の在来種を脅かす侵略的外来種とされている。ベルギー当局は、南部の森にすみ着いた5万匹以上のアライグマを根絶するには手遅れだと認める。このため、個体数を管理し、在来植物の食害や病気の拡散を防ぐための対策が進められている。ベルギーのアライグマはドイツとフランスから流入した。ドイツには狩猟・毛皮用としてナチス・ドイツ政権下の1930年代に米国から導入された。フランスではエーヌ県の米空軍基地に駐留する部隊が、ペットとして持ち込んだアライグマを野に放ち、1960年代には個体群が確立されていた。アライグマはモリフクロウやムナジロカワガラスなどの卵を食べる。南部ワロン当局はアライグマを侵略的外来生物と見なし、対策を講じ始めた。ワロン地域の緑の党に属するセリーヌ・テリエ環境相は「アライグマは見た目がかわいい野獣だ」と指摘する。「いまや域内全域に生息しており、共存する方法を学ばなくてはならない段階にある。しかし同時に、大きな問題になっている場所では個体数を減らし、爆発的な拡大を防ぐ方法も学ばなければならない」と語った。ワロン政府は現在、駆除の方法について動物愛護団体と協議している。ベルギー最大の狩猟団体の代表は、土地の所有者が自ら対処し始める前に、地元当局が大規模な駆除作戦を行うべきだと指摘した。


2023年9月28日:著名動物学者がイヌに性的虐待で逮捕/(東スポWeb) 世界的に著名な動物学者は〝世界最悪の動物虐待者〟だったと英米豪メディアが連日報じている。オーストラリアに拠点を置く動物学者でワニ専門家のアダム・ブリトン被告(51)が2022年4月に逮捕されていた。42匹の犬に性的虐待を加え、うち39匹が死亡していたからだ。逮捕後、あまりに著名で社会的影響が強く、公正な裁判ができない可能性があるとして、名前は隠匿命令が出ていた。ブリトン被告はワニの専門家としてBBCやナショナル・ジオグラフィックに登場し、世界的に有名だったからだ。そして、26日、オーストラリアのノーザンテリトリー最高裁判所での公判で被告が罪を認めたことによって、初めて名前が公開された。マーティ・オースト検事は「動物、特に犬に対してサディスティックな性的関心を持っていたため、公表するにはあまりにもひどい犯罪だ」と述べた。27日の英紙サンによると、8年前から犬を虐待、強姦、殺害していたという。2022年3月、匿名性の高いSNSテレグラムで虐待している動画を公開。計114もの投稿があった。虐待について「私はそれを抑圧していた。ここ数年、それをまた吐き出してしまった。そして今では止めることができない。止めたくない」とつづっていた。ネットユーザーが動物愛護団体に連絡し、そこから警察に通報。逮捕に至った。ブリトン被告は動物虐待37件、犬強姦または強姦未遂10件、その他4件で有罪を認めている。12月13日に判決を言い渡される予定だ。


2023年9月27日:英国で初の「違法薬物接種施設」・スコットランドに設置/(ノム通信/AFP参考) 英スコットランドの最大都市グラスゴーは27日、違法薬物を摂取するための公的施設の開設を承認した。英国でこうした施設が設置されるのは初となる。薬物中毒者の健康被害の軽減を目的としている。違法薬物を路上などで注射器を使いまわして接種していることで、HIVが拡大したことを反省しての対応だ。棄てられた注射器や針が市民にもリスクになる。グラスゴー中心部だけで400~500人が定期的に薬物を摂取しているという。世界中の100以上の施設での経験から、安全な薬物接種施設は効果があることがわかっていると、スコットランドの麻薬・アルコール政策担当大臣、エレナ・ウィッタムは語る。 同様にノムは公的性欲処理施設の設置を考えている。(22.8.3「未来世界の性欲処理施設」) 


2023年9月26日:台湾世論の半数が中国の日本産海産物輸入禁止に理解示す/(共同通信) 台湾の民間シンクタンク、台湾民意基金会が26日に発表した世論調査で、東京電力福島第1原発処理水の海洋放出を受けた中国の日本産水産物禁輸について、50.4%が「合理的」だと回答し、理解を示した。基金会は「将来の日本産水産物の安全性に対する懸念」を市民が抱いている表れだと分析。その上で「半数以上の台湾人が中国共産党政府の対日政策に同意するのは珍しい」と指摘した。台湾政府は「国際的な安全基準に合致」しているとして、放出に理解を示している。一方、中国の対日禁輸措置について「合理的ではない」と答えた人は34.5%にとどまった。 台湾はかねてから漁業・領海で反日的な政策を取ってきた。ならば台湾を友好国と思っている日本もそれなりに対処すればよい。台湾有事で台湾を助ける必要はないだろう。


2023年9月26日:絶食カルト集団での死者は400人を超える/(共同通信) アフリカ東部ケニアでカルト教団信者らの集団死事件が発生し、社会に衝撃を与えている。26日までに確認された死者は400人を超え、多数が不明なままだ。犠牲者の大半は「死ねば天国に行ける」との教えに従い、教団所有の森で食を絶った人々とみられる。現場は南東部シャカホラの森林地帯。新興の「グッド・ニュース・インターナショナル教団」の信者が集住していたが、3月ごろ「森にいる家族と連絡が取れない」との通報が警察に入るようになった。教団は2000年代前半、森から東に約60キロの都市マリンディで発足。タクシー運転手だったポール・マッケンジー容疑者が民家の庭を借りて布教を始めると、誠実で情熱的な説教が評判となった。教団は千人を超える規模に成長。一方で、説教は「教育は罪」「医療は悪」といった異様な訴えに変わり、人里離れた森に拠点を移し始めた。教団内で今年1月、「神への罪を犯す前に死ぬべきだ」との考えが広がったとされ、脱走した20代の女性は「この時期に周囲で絶食が始まった」と証言した。 


2023年9月25日:銃を携行しないロンドン警官が同僚が殺人罪で起訴されたことに抗議/(ノム通信/読売新聞参考) ロンドン警視庁の大半の警官は銃を携行しておらず、公衆に危険を及ぼす事件への対応や王室・議会の警備などを担当する一部のみが携行を許可されている。だが2022年い9月、24歳の黒人男性が車の運転して警察に追跡を受け、武器を持っていなかったのに警官に頭部を撃たれて死亡し、警官は殺人罪で起訴された。これに警察官らが抗議し、銃の携行を拒否するようになったという。銃の携行が認められた警官の約1割に当たる300人以上が携行を拒んでいるとの報道もある。 報道では、事件発生当時になぜ警察が銃を携行していたのかの説明がない。パトカー警官は銃を携行しているのかもしれない。


2023年9月22日:豚の心臓を人間に移植・2例目/(AFP時事) 米メリーランド大学医学部は22日、58歳の男性に遺伝子操作されたブタの心臓を移植したと発表した。同大は昨年にも世界初となるブタの心臓の移植を行っており、今回が2例目となる。


2023年9月22日:ザンビアで47.6万年前の木造構造物発見・人類史が書き換えられるか?/(AFP時事) アフリカ南部ザンビアで、約47万6000年前につくられた世界最古の木造構造物が見つかった。化石人類がこれまで考えられていたよりも高度な知能を持っていた可能性があるという。論文は20日、科学誌「ネイチャー(Nature)」に掲載された。見つかったのは大きな丸太2本で、北部のタンザニアとの国境近くにある落差235メートルのカランボ滝のすぐ上流の川辺で出土した。現生人類ホモサピエンスが出現するはるか前の少なくとも47万6000年前につくられたものだが、保存状態は極めて良いという。丸太には、これを組み合わせるために石器で付けられた切り込みがあった。ぬれないように作られた足場か通路、水上家屋の一部だったと考えられる。木で作られたくさびや穴を掘る道具なども周辺から見つかった。当時の人類の祖先は木を利用していたことは知られていたが、火をおこすときや狩猟など、用途は限られていたと考えられていた。英リバプール大学の考古学者で論文の筆頭執筆者であるラリー・バーラムはAFPに、知る限りでは、これまで発見された最古の木造構造物は約9000年前のものだったと述べた。バーラムによると、この地域では70万~20万年前に生存していたとされる「ホモハイデルベルゲンシス」の化石が見つかっている。木造構造物の発見で、ホモハイデルベルゲンシスに対する見方が変わったとしている。これは理論的な思考と、おそらく「言語」もあったことを示唆しているという。


2023年9月19日:メキシコの宇宙人(?)ミイラをCTスキャン・X線検査/(FNNプライムオンライン) この物体は2017年、ペルーのナスカ地上絵の近くで発見され、先週、メキシコ議会で公開された。手足は細長く、指は3本。メキシコの研究所は18日、この物体についてCTスキャンやX線検査を行った結果、「頭蓋骨の首はつながっていて組み立てられたり、人工的に操作された痕跡はない」と結論づけた。これが本物の宇宙人の死体かどうかについての論争は、今後も続きそうだ。


2023年9月19日:中国で豚の体内で人間の臓器を作ることに成功・移植用臓器不足の軽減のため/(ノム通信/ITmedeia NEWS参考) 中国科学院などに所属する研究者らの論文が、移植用の人間の臓器を豚の体内で育成することに成功したと発表した。正確には、50%以上がヒト細胞で構成された初期の腎臓構造を豚の胚中で最大28日間培養できたという。将来的には、人間以外の動物で培養した人の臓器を人間に移植する未来を目指す。ヒトの細胞が腎臓を超えて広がると、ヒトのような脳を持つ豚が生まれる可能性があるため、倫理的な配慮から胚を25日から28日間しか成長させなかった。 ノムは基本的に臓器移植にも動物を使った人間臓器製造にも反対である。だが技術は進歩の宿命を持っており、未来世界ではこのような高額医療を受ける資格のある者だけに施されるようになるだろう。


2023年9月15日:ブラジルの有名ヒーラーがレイプの罪で118年の刑/(AFP時事) 「神のジョアン(ジョアン・ジ・デウス)」や「神のジョン」と呼ばれていたファリア被告は、アバジアニア町にある自身の「診療所」で、毎月数万人にスピリチュアルケアを行っていた。2013年に有名な米テレビ司会者のオプラ・ウィンフリーに取り上げられてことで、世界的に有名になった。だがその後、女性数百人が治療という名目でファリア被告との性行為を強要されたと告発した。こうした行為は1973年から行われていたとされる。今回の判決は17件をまとめたものとなる。


2023年9月14日:メキシコ議会で1000年前のミイラ化した「非人類の遺体」公開/(ノム通信/AFP時事参考) 米国ではUFOを巡って情報公開議論が盛んであるが、メキシコジャーナリスト、ハイメ・マウサンが2017年にペルーで発見したとするミイラが、与党のセルヒオ・グティレス議員の公開要求により、公聴会で披露された。マウサンからの要請であったという。灰色がかっており、人類に似た体形をしたミイラで、メキシコ国立自治大学(UNAM)で行われた炭素年代測定から「約1000年前のもの」であることが示されたと述べた。


2023年9月4日:南アで母親が子どもを家に閉じ込めてバーで飲酒・5人の子どもが火事で死亡/(TechinsightJapan) 南アフリカの首都プレトリア郊外で8月27日未明に火災が発生し、1歳から8歳(7歳の報道も)までの子ども5人が亡くなった。5人はきょうだい、いとこの関係で出火当時、母親2人は近くのバーに出かけて不在だった。ラウディウムに近い非公式居住地で、小屋4棟が燃える火災が発生し、2歳・4歳・6歳の男児と、1歳・8歳の女児5人が死亡した。出火当時、子どもらの母親2人(姉妹関係:39と36)は近くのバーに飲みに出かけて不在だった。近隣住民が子供たちを助けようとしたものの、ドアにはチェーンが巻かれ鍵がかけられていたため開けることができなかった。父親の1人は「あの姉妹は私の人生をぶち壊し、私は全てを失った。私はあの2人を一生許さない。2人は刑務所で死ぬべきで、保釈保証金が設定されても助けることはないだろう」と語った。 貧しい家庭で主婦がバーに飲みに行くこと自体がおかしいことだ。育児放棄と云われても仕方ないだろう。


2023年9月4日:米国で、育児系ユーチューバーの女が実子虐待で逮捕・表と裏の違いに唖然/(AFP時事) 米ユタ州当局は2日、自宅から逃げ出したところを保護された「痩せ細った」男児の母親とビジネスパートナーを児童虐待の疑いで逮捕したと明らかにした。母親は6人の子育て経験からユーチューブで子育てアドバイスを行い、200万人以上のフォロワーを獲得していた。躾と称して子どもに食事を与えない、などのやり方をめぐり、ユーザーから批判が殺到していた。他の5人の子どもも保護されたという。


2023年9月2日:米国で親が子の性を「未決」にする事例/(ノム通信/日テレNEWS) 生まれた子どもを「男の子」とも「女の子」とも決めず、子どもが自分で社会的な性別=ジェンダーを選ぶまで見守る…。そんな新たな子育て方法が、アメリカで出てきた。米・メリーランド州の女性アーロは自分の2人の娘の次女の性を届ける際に「赤ちゃん」と記した。”男の子”とも”女の子”とも決めず、子どもが自分でジェンダーを選び取るまで、見守るという。長女が12歳になったころ、自分で「ノンバイナリー」を選択したことが切っ掛けであった。こうした手法はアメリカで「ジェンダー・クリエイティブな子育て」と呼ばれ、ここ数年で徐々に関心が高まっているようだ。次女は5歳になり、「私は女の子だよ」と話すなど、女性として見られることをより好むようになったという。アーロは、次女がジェンダーを選ぶ時期にさしかかったと感じている。 ノムはこうした手法は子供に無用な心理的負担を掛けることから反対である。日本では役所が申請を訂正させるだろう。だが未来世界では、こうした事例がノーマルになる可能性はある。


2023年9月2日:中国の若者の最大の悩みは「恋愛の仕方がわからない」というもの/(NEWSポストセブン) 中国紙「中国青年報」のアンケート調査によると、中国の若者たちの最大の悩みは男女を問わず「恋愛の仕方が分からない」ということであることが明らかになった。アンケート調査対象者は、年齢が23歳から38歳までの交際相手のいない男女2004人で、内訳は男性が45.9%、女性は54.1%。その大半は交友関係が狭く、家にこもるのを好み、異性との交際経験がなく、他人と気さくに話すのが苦手ということで共通している。その結果、恋愛のチャンスがほとんどなく、親から結婚のことを聞かれても答えられず、1人で悶々としているというのだ。そんな悩みの解決策として、58.7%の人が中国共産党傘下の青年組織である中国共産主義青年団(共青団)などで男女の交流イベントを開催してほしいと回答した。また全体の48.2%は大学が「恋愛課」を開設して、交際に至る手助けをしてほしいと望むなど、恋愛まで党や大学が関与してほしいと考えていることが分かった。このような背景には、中国の大学生は現在、就職が難しい「氷河期」の真っ只中に置かれ、好条件の職を得るためには、勉強に励みいい成績をあげなまなければならないことや、何とか就職できても仕事のノルマがきつくて、交際の時間がとれないなどの切実な悩みを抱えていることがあるようだ。中国では2010年ごろまでならば、若者は大学卒業後の就職にも困らず、社会に出ており、異性と知り合い結婚するのがごくありふれていた。しかし、いまは就職難を乗り越えようと修士課程や博士課程にまで進学する若者が多く、学業を終える頃には30歳近くになってしまうため、さらに出遅れてしまうケースも多い。


2023年9月1日:アフリカ30ヵ国で同性愛・同性婚に厳しい措置・キリスト教の影響/(読売新聞) 同性愛を犯罪とみなす国が多いアフリカで、同性愛者に対する摘発が相次いでいる。ウガンダでは、5月に厳格化された「同性愛禁止法」の初適用により、男性(20)が訴追された。最高刑は死刑となる。これを受けて世界銀行は8月、ウガンダへの新規融資を打ち切ると発表した。同法の施行を巡り、米キリスト教保守派が、多額の資金を援助するウガンダの教会を通じ、同性愛や人工妊娠中絶反対の「思想の刷り込み」を行っていたとされる。ナイジェリアでは8月28日、同性婚の結婚式の参加者約200人が拘束された。同性婚には最高で禁錮14年が科せられる。アフリカでは、30ヵ国以上で同性愛が犯罪とされている。


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