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【時の言葉】外出を控え、資源消費を減らそう(2022.6.20))

台湾

2023年8月

2023年8月25日:中国が台湾総統選に向け台湾との貿易業者に圧力/(ノム通信/NHKニュース参考) 中国は2024年1月に予定される台湾総統選で野党を支持するよう台湾の貿易関係者に圧力を掛けている。某果物生産業者は与党支持を表明していたため、中国から個別の輸入停止を受けた。中国側との交渉の末、野党支持に転向することで輸出再開が認められた。中国は国家同士の貿易関係には立ち入らず、個人に働きかけて転向を促している。 内政干渉を超えた個人干渉であり、あからさまな選挙妨害だ。中国のお得意の手法である。


2023年8月23日:台湾の蔡総統が金門島での砲戦勝利を記念して決意表明/(産経ニュース) 中国福建省沖の台湾の離島、金門島で23日、中国軍と激しい砲撃を交わした1958年の「金門砲戦」から65年の慰霊祭が行われた。蔡英文総統や、2024年1月の総統選に最大野党、中国国民党から出馬する新北市の侯友宜市長らが出席した。蔡は戦没者の墓に献花した後、遺族を慰問し、最前線を守る兵士らに「65年前、島の兵士と住民が一蓮托生で侵攻を退けたことで、台湾は民主と自由に向かう機会を得た。当時の勝利がなければ、今の台湾はない」と強調した。その上で「台湾海峡の平和を守るわれわれの決意は固い。国防改革を実現し戦力を不断に高めていく」と語った。


2023年8月21日:中国が台湾産マンゴーの輸入を停止・台湾の頼副総統訪米への反発/(ノム通信/日経新聞・NHK参考)(8.25記) 中国がまた政治的理由から台湾に貿易によるいやがらせをした。表向きの理由はいつものように害虫が検出されたというものだが、明らかに政治的理由によるものだ。中国はこうしたいやがらせを2400件も行っている。


2023年8月18日:台湾は中国共産党の体制が揺らぐときまで時間稼ぎ/(ニッポン放送:秋田浩之) 日本経済新聞コメンテーターの秋田浩之が8月18日、ニッポン放送の番組で「台湾は共産党政権が揺らぐときまで時間を稼ぐ戦略をとっている」との見方を示した。


2023年8月17日:中国「恒大グループ」が米裁判所に破産法適用を申請/(NHKニュース) 巨額の債務を抱えてデフォルト=債務不履行に陥っていた、中国の不動産大手、「恒大グループ」は17日、アメリカの裁判所に連邦破産法の適用を申請した。アメリカで保有する資産を保全しながら、経営の再建につなげるねらいがあるとみられる。 中国経済全体が破産宣告をしたようなものだ。米国に申請したというのは世界に恥を晒したのと同じだからだ。(23.7.21「中国の経済の疲弊が露呈」)


2023年8月17日:台湾副総統が再び米国入り・南米からの帰路/(ロイター)  台湾の頼清徳副総統は、南米パラグアイ訪問後、復路の経由地となる米西部サンフランシスコを訪れた。現地支持者との会合で演説し、平和を「灯台」として台湾を継続的に前進させると強調した。支持者との会食には米代表機関の米在台協会(AIT)トップであるワシントン本部のローゼンバーガー会長も出席した。


2023年8月13日:台湾副総統・頼が「台湾が安全なら世界も安全」と演説/(Record China) 仏国際放送局RFI(ラジオ・フランス・アンテルナショナル)の中国語版サイトは、台湾の頼清徳(ライ・チンダー)副総統が米ニューヨークに到着したことを報じた。頼はがあいさつの中で「全体主義による脅威がどれほど大きくても、決して恐怖にひるむことなく、民主と自由の価値を必ず堅持する/台湾が安全であれば、世界も安全であり、台湾海峡が平和であれば、世界も平和だ」と述べた。


2023年8月12日:中国が台湾副総統の訪米に反発・「断固として強力な措置」/(AFP時事) 台湾の頼清徳副総統は12日夜、パラグアイ訪問の経由地である米ニューヨークに到着した。中国はこれを受け、「断固として強力な措置」を講じると反発した。頼は来年行われる台湾総統選に立候補する予定で、有力候補の一人。パラグアイではサンティアゴ・ペニャ大統領就任式に出席する。復路ではサンフランシスコにも立ち寄る予定。頼はニューヨーク到着後、SNSのXに、「自由と民主主義、機会の象徴であるビッグアップル(ニューヨーク)に到着できてうれしい」と投稿。空港では、台湾における事実上の米大使館に相当する米国在台湾協会(AIT)の代表に迎えられた。これに対し、中国外務省報道官は、「中国は状況を注視しており、国家主権と領土の一体性を守るため断固として強力な措置を講じる」とする声明をウェブサイトに掲載した。 中国が本性を現した。台湾の外交に干渉した。日本にも同日に干渉している。このような極悪国家を許してはならない。


2023年8月8日:日本の与党副総裁麻生太郎が「台湾に防衛力使う」と発言/(産経新聞) 自民党の麻生太郎副総裁は8日、訪問先の台湾で講演し、台湾有事を念頭に「日本・台湾・米国をはじめとした有志国には戦う覚悟が求められている」と訴えた。また「いざとなったら台湾防衛のために防衛力を使う。その明確な意思を相手に伝えることが抑止力になる」とも指摘した。麻生はこの後、蔡英文総統・頼清徳副総統とそれぞれ会談し、日台関係の重要性を確認した。


2023年8月6日:台湾研究家が「中国による台湾封鎖は成功しない」と言明/(ノム通信/時事通信参考) 台湾国策研究院の郭育仁が、中国の台湾封鎖戦略について時事通信とのインタヴューで語り、封鎖は成功しないと言明した。2022年8月上旬の中国軍による台湾封鎖のための大規模演習以来、台湾はこの1年間で米国との軍事協力関係を強化し、米国も個別的にではなく総合的に支援する体制を築いてきた。中国の狙いについて「台湾を封鎖された戦場にすることだ」と分析。中国大陸に面した台湾海峡のほか、東シナ海・南シナ海・フィリピン海という海上交通の要路に囲まれ「これら三つの海を支配しなければ、中国に勝算はない」と見る。最後に狙う「現状変更」が、東方のフィリピン海だと語る。米国は2023年4月、駐留米軍基地を5ヵ所から9ヵ所に拡大することでフィリピンと合意。これについて「中国潜水艦の侵入を防ぐだけでなく、有事には台湾への補給物資の供給ポイントを担う」と解説した。台湾は地形的に上陸が極めて難しく、郭は「今の中国軍に上陸能力はない」とみる。


2023年8月4日:台湾が中国の軍事恫喝で大きく変化・中国の意図外れ/(産経ニュース) 2022年8月のペロシ米下院議長(当時)の台湾訪問に反発した中国が台湾周辺で大規模な軍事演習を開始して4日で1年。演習は中国に対する台湾の警戒を一気に高め、外交や防衛、経済などさまざまな分野で変化をもたらした。台湾の総統府は2日、外交関係を持つ南米パラグアイの大統領就任式への出席を目的とした頼清徳副総統の外遊を発表。12~18日の日程で、往路で米ニューヨーク、復路で米サンフランシスコを経由。米側要人と会談する可能性がある。国内では中国を刺激すべきではないという声は聞かれなくなった。次回総統選の主要3候補は「米国との関係を最も重視」と強調している。経済の脱中国も顕在化しつつある。台湾社会の対中不信感が強まったことが原因とされる。台湾人の防衛意識が強まった。市民に軍事的な専門知識や技術を教える民間団体が増加した。申し込みが殺到しているという。蔡英文政権が昨年末、兵役期間延長決定(4ヵ月→1年)をしたことについても、世論調査で73%が賛成した。台湾ではペロシ訪台で、米国と連携して中国の脅威に対抗しようという気持ちが一層強くなったという。 とても喜ばしいことだ。自国を国民が守ろうという意識は重要である。ウクライナがそれを証明してくれたことも背景にあるだろう。


2023年8月1日:台湾が日本の沖縄首里城再建に紅ヒノキ5本を提供・特別措置/(共同通信) 台湾外交部(外務省)は1日、沖縄県の首里城再建に使う建材として台湾産の紅ヒノキ5本を提供することを決定したと発表した。外交部は日本からの新型コロナウイルスワクチンの提供に触れ「互いに助けが必要な際に手を差し出し合う良い循環の表れだ」と強調した。提供されるのは2020年に伐採した人工林のヒノキ。台湾では環境保護の目的で木材の輸出が規制されているが、間伐したヒノキであることなどから提供を決めた。台湾は沖縄と気候が似ており、台湾産ヒノキは1992年の首里城復元でも使われた。


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