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【時の言葉】外出を控え、資源消費を減らそう(2022.6.20)

北朝鮮

2023年7月-8月

2023年8月31日:ロシアが北朝鮮との関係深化を表明/(ロイター) ロシア大統領府のペスコフ報道官は31日、ロシアは北朝鮮との関係を発展させると述べた。米ホワイトハウスは30日、ロシアのプーチン大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記が二国間協力の拡大を約束する書簡を交わしていると指摘。ペスコフ報道官はこれに関する記者からの質問に直接的には回答しなかった。 ならず者国家が足を揃えた。いよいよ対決の時が迫っている。


2023年8月30日:北朝鮮が日本海に2発の弾道ミサイル発射/(日経新聞)(8.31記) 防衛省は31日未明、北朝鮮が30日午後11時38分ごろから同46分ごろの間に、日本海に向けて2発の弾道ミサイルを撃ったと発表した。飛距離は350〜400キロメートル、最高高度は50キロメートルほどだった。日本の排他的経済水域(EEZ)外に落下したとみられる。韓国軍合同参謀本部によると首都平壌の順安付近から発射した。


2023年8月29日:北朝鮮が海軍への核配備を表明/(ノム通信/産経新聞参考) 北朝鮮メディアは29日、ジョンウンが27日に自民軍海軍司令部を訪れて演説し、戦術核運用の拡張政策に基づき、各部隊に新たな兵器が引き渡されると述べた上で、「海軍は今後、国家核抑止力の構成部分となる」と強調した。SLBMや水中ドローンの海軍部隊への実戦配備を急ぐ。ジョンウンは演説で「ごろつきの頭目ども」という下品で侮辱的な言葉を使い、特に日米韓共同訓練の定例化を批判し、対抗海軍力の増強の必要性を力説したとされる。また韓国を「大韓民国」と正式名で表現。これまでの「南朝鮮」という言い方をしなかった。同民族と捉える考え方から敵国との認識に変えたと思われる。こうした表現は最近多くなっている。28日は「海軍節」の記念日であった。ジョンウンは娘の「ジュエ」を同行させた。


2023年8月28日:北朝鮮の海外労働者が帰国ラッシュ・1週間の隔離と思想教育/(読売新聞) 北朝鮮が、新型コロナウイルス流入阻止のため禁じていた外国との人的往来を26日に再開して以降、中国各地で北朝鮮への帰国ラッシュが始まった。外貨稼ぎのため、国連安全保障理事会の制裁決議を破って労働者を中国に再び派遣するかどうか注目される。28日午前にも遼寧省丹東から住民を乗せたバス10台近くが対岸の新義州シンウィジュに向かった。


2023年8月27日:北朝鮮が国境封鎖を解除/(産経ニュース) 北朝鮮メディアは27日、新型コロナウイルス感染症対策が緩和されて海外滞在中の自国民の帰国が承認されたと伝えた。2020年1月末に入国を厳しく制限してから約3年7ヵ月ぶりに国境の封鎖解除を公式に発表した。中国当局に拘束されている約2千人ともされる脱北者が北朝鮮に強制送還され、厳罰に処される事態を国際社会が憂慮している。ただ、帰国者は「1週間、隔離施設で徹底した医学的監視を受けることになる」とも伝えられ、依然高い防疫措置を維持している。外国人の入国をいつ認めるかには触れていない。


2023年8月26日:北朝鮮で女性にだけショートパンツ・喫煙の取り締まり強化/(NEWSポストセブン) 北朝鮮では、このところの猛暑をしのごうとショートパンツを履く女性に対して、「膝上の太ももが見えるようなショートパンツは資本主義ファッションの浸透だ」などと、警察が取り締まりをしていることが明らかになった。また、タバコを吸う女性も「社会主義社会にそぐわない」として身柄を拘束し罰金刑などを科しているという。これに対して、「タバコもショートパンツも男性はお咎めなしなのに、女性だけが罰せられるのはおかしい」との不満の声が女性の間から上がっているという。米政府系報道機関「ラヂオ・フリー・アジア(RFA)」が報じた。


2023年8月24日:北朝鮮が衛星打ち上げに失敗・懲りずに2度目・なぜ公表?/(FNNプライムオンライン) 北朝鮮は8月24日午前4時前、西部の平安北道東倉里(ピョンアンほくどうトンチャンリ)に位置する「西海(ソヘ)衛星発射場」から軍事偵察衛星「万里鏡(マンリギョン)1号」の打ち上げを強行したが、またしても失敗した。5月31日の失敗から3ヵ月足らずで再び打ち上げを強行したのは、21日から始まった米韓合同軍事演習を牽制するとともに、宇宙開発部門での「重大な戦略事業」を成功させて9月9日の「建国」75周年に向けた祝賀ムードの盛り上げるという思惑があった。ところが、それが2度続けての失敗となった。屈辱的な結果に、ジョンウン総書記のプライドは傷つき、北朝鮮指導部の受けた衝撃も計り知れない。北朝鮮の朝鮮中央通信は、衛星運搬ロケットの1段目と2段目は正常に飛行したが、3段目の飛行中に非常爆発体系に異常が生じ、失敗したと発表した。国家宇宙局は「10月に3回目の発射を断行する」と明らかにした。失敗を公表するという行為には、弾道ミサイルではなく「衛星打ち上げ」という側面を前面に押し出し、国際社会からの批判をかわそうという狙いが透けてみえる。北朝鮮の宣伝扇動当局は、打ち上げ失敗が金総書記の権威の失墜につながらないよう、最大限配慮した形で報道した。 責任は全て幹部に向けられ、ジョンウンが叱責するという形を取って、国民に訴える形をとるのが常套手段だ。


2023年8月21日:ジョンウンはわざとらしい視察・首相を批判/(NHKニュース) 北朝鮮国営の朝鮮中央テレビは、キム・ジョンウン総書記が西部のピョンアン(平安)南道で、このほど堤防が決壊し、田んぼを含む560ヘクタール余りの干拓地が冠水した現場を21日に視察したと、22日に伝えた。公開された写真には、厳しい表情のキム総書記が、ひざの上まで水につかりながら指示を出す様子などが写っているが、不必要なアピールのための行動であり、危険ですらあるように見える。こうした献身的なポーズを見せるプロパガンダで国民からの批判を躱そうとしている。この中でジョンウンは、被害の原因について、対策を怠ったことによる「人災だ」として、同行していないキム・ドックン首相ら幹部たちの職務怠慢を強く批判し、厳しく責任を問うよう命じたという。


2023年8月21日:北朝鮮での飢餓は鎖国が原因/(デイリーNKジャパン) 北朝鮮では先月から、麦やジャガイモの収穫が始まっている。また、中国やロシアからコメや小麦粉が大量に輸入されている。長きにわたった食糧難がようやく解消するかと思いきや、未だに餓死者を出すような状況が続いているという。相次ぐ餓死と病死、そしてそれを隠蔽する当局。人々の不安が高まり、過激な意見も聞こえつつある。「こんな状況なのになにが戦勝節(7月27日の朝鮮戦争休戦協定締結日)か/国は何もしてくれないのに、するなということは増えるばかり/いっそ戦争でも起きてくれたらいい」。戦争待望論は、北朝鮮社会で不満や不安が非常に高まるたびに頭をもたげる破壊願望だ。コロナ前には食糧事情が安定し、市場での商売も活発に行われ、「量より質」が問われるほどの状況になりつつあった。ところが、2020年1月に新型コロナウイルス国内流入を防ぐために鎖国状態に入ってから、経済も食糧事情も急速に悪化した。


2023年8月19日:北朝鮮が妄言・「安保理は米の謀略機関」と/(共同通信) 北朝鮮は19日、国連安全保障理事会が17日に北朝鮮の人権状況を協議する公開会合を開いたことを非難し、安保理は「米国の私設独裁機関、反人権謀略機構に過ぎない」と主張した。 北朝鮮はついに焼きが回ったと見える。頭の中がおかしくなっている。現状認識すらできなくなっている。


2023年8月18日:北朝鮮が中国・ロシアとの間で旅客便を再開へ/(共同通信) ロシア極東ウラジオストク空港の広報担当者は18日、北朝鮮国営の高麗航空の旅客機が25日と28日に平壌から飛来する予定だとタス通信に明らかにした。北京の外交筋によると、中朝両国も、北京―平壌間の旅客機の運航の一部再開を協議している。北朝鮮と中ロを結ぶ旅客便は、新型コロナウイルス対策を理由として2020年2月初頭を最後に運航が止まっており、再開されれば約3年半ぶりとなる。タスの報道ではウラジオストクから平壌へ向かう旅客便情報はなく、北朝鮮から中ロへの出国だけが先に認められる可能性もある。


2023年8月18日:北朝鮮の台風被害でジョンウンがインチキ視察/(FNNプライムオンライン) 北朝鮮メディアは、金正恩総書記が台風被害を受けた農場を視察したと報じた。朝鮮中央テレビは18日朝、金総書記が台風6号の被害を受けた北朝鮮東部・江原道の農場を訪れ、復旧作業を指導したと報じ、手に稲を持ちながら関係者と話す金総書記の様子などを公開した。 だが公開されている写真は全く被害のない田園が写っており、被害の悲惨さを隠そうという意図があからさまである。


2023年8月16日:北朝鮮のテコンドー選手団と見られる一行が中国へ/(日テレNEWS) 北朝鮮のテコンドー選手団とみられる集団を乗せた2台のバスが、中国に到着する様子をNNNのカメラが捉えた。カザフスタンで開かれる世界選手権に向かうとみられ、北朝鮮が国際大会に選手を派遣するのは、新型コロナの感染拡大以降、初めてのこととなる。北朝鮮は最近になり“国境を開放”するような動きを見せている。7月下旬には、国内の祝賀行事に中国やロシアの代表団を招待し、今回は国際大会に代表選手を派遣。さらに9月には中国で開かれるアジア大会にも、参加する見通しだという。国境開放の兆しが見え始めた北朝鮮。中国とを結ぶ“新たな橋”の開通も控えており、もし開通されれば、貿易拡大の記爆薬となりそうだ。


2023年8月16日:北朝鮮が国連での人権協議開始直前に越境米兵について発表/(ノム通信/共同通信参考) 北朝鮮は16日、国営メディアを通じ南北軍事境界線を越え北朝鮮に入ったトラビス・キング米陸軍2等兵について、自供内容と称するものを発表した。国連安全保障理事会で米国が要請した北朝鮮の人権状況を協議する公開会合が17日に予定されていることに反発し、会合直前のタイミングで発表した可能性がある。北朝鮮は15日にも、安保理会合を非難した金先敬外務次官(国際機構担当)の談話で、人種差別などを挙げながら米国を「反人民的な悪の帝国」と呼び、安保理が特定の国の人権問題を扱うなら米国が先だと主張していた。


2023年8月13日:北では新聞を読む以外に用いたら強制収容所行き/(東スポWeb) 


2023年8月12日:北では新聞を読む以外の用途で使ったら強制収容所行/(東スポWeb) 日本では新聞紙を野菜の保存、使用済み油の処理、靴の湿気取りなど、さまざまな用途に使う。しかし、北朝鮮では朝鮮労働党中央委員会の日刊機関紙「労働新聞」を読む目的以外に使ったら強制収容所行きとなる!? 米メディア「ラジオ・フリー・アジア(RFA)」が先日、報じた。北朝鮮では読んだらリサイクルに回さなければいけない。 まるで戦時中と同じだが、いいことだ。強制収容所行を除いて。


2023年8月12日:北がサイバー攻撃で暗号資産窃取・昨年2450億円/(読売新聞) 北朝鮮への制裁決議の履行状況を監視する国連安全保障理事会の北朝鮮制裁委員会・専門家パネルがまとめた中間報告書案の概要が10日、わかった。制裁を回避して暗号資産(仮想通貨)を窃取し、核開発を続けていると指摘した。国連外交筋が明らかにした。報告書案は、北朝鮮が2022年にサイバー攻撃で得た暗号資産が過去最高の推計17億ドル(約2450億円)に上ったと指摘。北朝鮮の対外工作機関・偵察総局傘下にあるハッカー集団について、「サイバー攻撃の技術はさらに洗練され、成功を収め続けている」と記した。 こうしたサイバー攻撃を技術的に食い止められないのなら、インターネット全体を改変すべきだ。


2023年8月7日:北朝鮮ハッカーが友好国ロシアのミサイル会社に侵入/(ロイター) 北朝鮮のハッカー集団が、少なくとも5ヵ月間にわたってロシアのミサイル会社のコンピューターネットワークに不正に侵入していたことが明らかになった。ロイターが入手したデータを専門家が分析した。北朝鮮政府とつながりのあるハッカー集団「スカークラフト」と「ラザルス」が、ロケット設計企業NPOマシノストロイェニヤのシステムに「バックドア」と呼ばれる侵入路を密かにインストールしていた。ハッカーがデータを持ち出したかどうかや、どのような情報が閲覧されたかをロイターは特定できなかった。ネットワークへの進入の数ヵ月後に北朝鮮は弾道ミサイル開発に関する進展を公表したが、これがハッキングと関連があるかは明らかでない。北朝鮮は重要な技術を入手するためにロシアのような友好国も標的にすることが示されたと専門家は指摘している。ロイターが入手した内部データによると、システムへの侵入は2021年後半ごろに始まり、ITエンジニアがハッカーの活動を検知した2022年5月まで続いた。


2023年8月6日:北の国民騙しの欺瞞プロパガンダ/(FNNプライムオンライン:能勢伸之) 朝鮮戦争の休戦協定締結から70年目の節目にあたる27月27日を、北朝鮮は「祖国解放戦争勝利70周年」と位置付け、「朝鮮労働党の指導に従い、自主、自立、自衛の旗を高く掲げ、英雄朝鮮の偉大な継承の歴史と伝統を輝かせながら勝利からより大きな勝利へと疾風怒涛の栄光あふれる行程」(労働新聞 7月28日付)と定義づけ、7月27日夜、記念のパレードを実施した。何と欺瞞に溢れたプロパガンダであろうか! 国民生活を顧みずに餓死させながら、国威のみ発揚させているジョンウンはキチガイとしか言えない。軍事パレードには戦略無人偵察機と多目的攻撃型無人機が初登場した。「戦略偵察ドローン」の機種名は「セッビョル-4型」と言い、「多目的攻撃ドローン」は「セッビョル-9型」という。両機とも米軍のドローンによく似ている。だが自前の通信衛星を持たない北朝鮮が、米軍ドローンの形を真似しても意味がない。小型化した火山31型核弾頭(?)の搭載が可能と北朝鮮が主張するミサイルの展示が目立った。KN-23短距離弾道ミサイルは、ロシアのイスカンデル複合ミサイル・システムの9M723ミサイルに似ている。パレードに参加したロシアのショイグ国防相はかなり関心を寄せたようだ。「核無人水中攻撃艇『ヘイル(津波)』」と命名された新しい水中攻撃型兵器システムは、何を目的とする兵器なのか。航続距離1000kmというのが本当ならば、北朝鮮の沿岸から、日本の日本海沿岸まで到達できるかもしれない。北朝鮮が今回、中・露との関係強化に動いていると示唆しているのは、その対策の一環なのか、興味深いところではある。

 
2023年7月29日:北朝鮮で市民が警官に反抗・暴力沙汰にも/(NEWSポストセブン) 北朝鮮で、過度の賄賂を要求するなどの汚職や腐敗を繰り返す警官に対して公然と抗議した市民が、場合によっては警官を殴ってけがを負わせるなどの事件が頻発していることが北朝鮮当局の内部文書で明らかになった。米政府系報道機関「ラヂオ・フリー・アジア(RFA)」が報じた。この内部文書によれば、2022年7月から12月にかけて、警官の横暴に抗議したり、さらには暴行するという事件が両江道(朝鮮半島北東部)で数十件も起きているという。北朝鮮経済は1991年のソビエト連邦崩壊以来、経済が壊滅的な打撃を受けた。中国からの支援もあったが、多くの市民が長らく厳しい生活を強いられてきた。かつて政府が生活を保障していたころは、市民にとって警察など公権力は絶対的な存在だった。しかし、2019年以降の新型コロナウイルスの感染拡大による国境封鎖で食糧や生活必需品が激減し、頼りの中国からの物資が途絶えたことで、餓死する人々が出るなど、市民生活は極度に困窮している。そのようななかで、警官が依然として公権力をかさにきて市民から金品を要求するなどの横暴な行為に耐えきれなくなり、怒りが爆発しているようだ。 ジョンウンは国民の怒りが自分に向かないよう、末端の警官・役人の不正を大目に見ており、国民の怒りはこうした権威の末端に向いている。革命は起こりようがないが、大規模暴動になればどうなるかは分からない。


2023年7月27日:北朝鮮が軍事パレードを中ロ代表に披露/(時事通信) 韓国の聯合ニュースは27日夜、平壌の金日成広場で軍事パレードが開催されたと報じた。北朝鮮の軍事パレードは、朝鮮人民軍創建75年を記念して行われた2月8日以来。軍事パレードに先立ち、ロシア国防省はショイグが参列すると発表。李も参列しているもようだ。北朝鮮は、2020年1月に中国で新型コロナウイルスの感染拡大が始まったことから、国境を封鎖。正恩氏が外国要人と会談するのは、封鎖以降初めてとみられる。


2023年7月27日:ユン政権は「ウソとの闘い」を宣言している・左派は「ウソの共和国」を目指す/(ノム通信/夕刊フジ:室谷克己参考) 韓国では大衆扇動の大ウソを吐いた政治家が、ウソがバレた後も政治家として活動し、再び大衆扇動の大ウソを吐いて支持を集める。これが韓国の政治文化の不思議さだ。その背後には大ウソに踊らされても、何の学習効果もなく、再び同じ政治家の同種の大ウソに踊らされる国民がいる。韓国の左翼勢力はいま、「ウソの共和国」を目指している。それに対してユン・ソンニョル(尹錫悦)政権は「ウソとの闘い」を宣言している。その闘いに勝利するのは容易でない。なぜなら、世界の常識、わけても「自由社会の常識」に反する国民が多数おり、メディアが加担しているからだ。彼らからすれば〝福島放射能怪談〟は大ウソを吐くための時宜を得たテーマに過ぎない。 左翼の遺伝子は北のスパイ活動からもたらされたもので、数世代に亘って受け継がれてきた。とても一代で根絶できるものではない。


2023年7月27日:ジョンウンが中国政治局員と会談・対米牽制で3ヵ国が結束/(読売新聞) 朝鮮中央通信は27日、キムジョンウン党総書記が、中国の李鴻忠(リーホンジョン)共産党政治局員と会談したと伝えた。前日にロシアのショイグ国防相と別に会談を持っていることから、米国に対抗する中朝露3ヵ国の結束を演出した。

2023年7月26日:ロシアのショイグ国防相が北の国防省高官と会談・防衛協力強化/(ロイター) 北朝鮮を訪問中のロシアのショイグ国防相は26日、北朝鮮国防省高官と会談し、両国の防衛協力を強化する考えを示した。 ショイグは成果を得られなかったようだ。口では考えを述べてはいるものの、正式な議定書などは得られていない。


2023年7月25日:ロシア国防相のショイグが訪朝・休戦70年行事に出席/(時事通信) 鮮中央通信は25日、ロシアのショイグ国防相を団長とする軍事代表団が、朝鮮戦争(1950~1953年)の休戦から27日で70年となるのを記念して北朝鮮を訪問すると伝えた。ウクライナ侵攻以降、ロシアと北朝鮮は接近を強めている。ショイグが引き続き軍・国防省を率いることを対外的にアピールする機会となりそうだ。


2023年7月25日:北朝鮮に元韓国軍兵士が150人以上捕虜として残留・ユン政権が取り上げる/(産経ニュース) 民族同士が争った朝鮮戦争(1950~1953年)で、北朝鮮に抑留されたまま生存する元韓国軍兵士が少なくとも約150人に上ることが、韓国の民間団体の分析で判明した。北朝鮮の捕虜となり、過酷な労働を強いられてきた元韓国軍兵士がいる実態はこれまであまり知られてこなかったが、韓国のユン・ソンニョル(尹錫悦)政権は拉致問題とともに捕虜問題の解決を模索し始めている。国連軍の推定によると、朝鮮戦争で行方不明となった韓国の将兵は約8万2千人。だが、北朝鮮側との捕虜交換で帰還できた将兵は8343人にとどまる。国連は2014年に発表した報告書で少なくとも5万人が北朝鮮に抑留され、約500人が存命していると記した。元捕虜の帰還を支援してきた韓国の民間団体「ムルマンチョ(勿忘草=わすれなぐさ)」の調査の結果、北部の鉱山地域を中心に少なくとも150人が生存し、十数人は帰国を望んでいるという。大半が90歳代以上であるという。北朝鮮は「捕虜は存在しない」との立場で、韓国の歴代政権も南北対話の妨げになるとみて捕虜の帰還を北朝鮮に強く要求してこなかった。だが、ユン大統領は2022年5月の就任式に元捕虜3人を招待するなど、国際社会と連帯して解決を訴えるべき北朝鮮の人権問題として拉致問題や脱北者問題とともに重視する姿勢を打ち出した。


2023年7月25日:北朝鮮が日本海方向に弾道ミサイル発射・韓国軍発表/(読売新聞) 韓国軍合同参謀本部は25日午前0時頃、北朝鮮が日本海方向に弾道ミサイルを発射したと発表した。


2023年7月24日:中国共産党幹部らが北朝鮮訪問へ/(ロイター) 北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は24日、中国共産党の李鴻忠政治局員ら幹部が北朝鮮を今週訪問すると報じた。北朝鮮が新型コロナウイルスのパンデミックで2020年の早期に国境を封鎖して以降、外国からの訪問団を迎えるのが明らかになったのは初めて。KCNAによると、中国共産党幹部は朝鮮戦争の休戦協定締結70周年記念行事に参加する。全国人民代表大会(全人代)常務委員会の副委員長も務める李が「偉大なる祖国解放戦争勝利70周年の祝典に参加するため」に訪問すると伝えた。北朝鮮は新型コロナ流行後、経済と政治の主要な同盟関係にある中国とも貿易・外交を閉ざして国境を封鎖した。今回の訪問が何らかの政策変更を意味するかどうかは伝えられなかった。北朝鮮は朝鮮戦争の休戦協定が結ばれた1953年7月27日を「戦勝節」と呼んでおり、70年に当たる今年は大規模な記念行事を予定している。この協定に基づくと、北朝鮮と韓国は依然として戦争状態にある。北朝鮮が先週、南北軍事境界線を越えて北朝鮮に渡った米兵を拘束したことで、米国は核兵器保有国の北朝鮮を巡って新たな外交問題に直面している。


2023年7月21日:北が米原潜の韓国寄港は「核使用条件に当たる」と主張/(産経ニュース) 北朝鮮のカン・スンナム(強純男)国防相は20日、米国が核ミサイルを搭載できる戦略原子力潜水艦を韓国南部、プサン(釜山)に寄港させたことに対し、北朝鮮が法令で定めた「核兵器の使用条件に該当し得る」と談話で主張した。韓国国防省は21日、戦略原潜の寄港は「正当な防衛的措置だ」と反論。北朝鮮が核攻撃すれば、米韓の圧倒的な反撃で「(北朝鮮の)政権は終焉を迎える」と改めて警告した。 北はあらゆる口実を設けており、これもその1つ。


2023年7月20日:反米ニカラグアが北朝鮮と相互に大使館開設へ/(読売新聞)(7.27記) 反米左派の中米ニカラグアのロサリオ・ムリジョ副大統領は20日、北朝鮮と近く、相互に大使館を開設すると政府系メディアを通じて発表した。両国はともにウクライナに侵攻するロシアを支持しており、反欧米国家の連携が進んでいる。


2023年7月15日:中国で脱北者摘発増加・AI搭載監視カメラが威力発揮/(NEWSポストセブン) 中国では街頭で多くの監視カメラが設置されており、そのほとんどに顔面認証機能がついていることから、北朝鮮の脱北者が「不審者」としてマークされ、逮捕されるケースが相次いでいる。この結果、脱北者の第三国入りを手引きする密出国ブローカーに払う料金がこれまで1人当たり約2000ドル(約30万円)から5倍の1万5000ドルに跳ね上がっているという。中国紙「遼寧日報」などが報じた。脱北ブローカーらは脱北者が中国に入った時点で接触し、アジトに連れて行き、タイミングを見計らって、鉄道やバス、車などを使って陸路で国境を越えて東南アジア諸国に入り、空路で韓国に連れて行くというルートをとるのが一般的だ。しかし、中国には至るところに監視カメラが作動しており、脱北者が中国に入った時点で、「不審者」としてマークされ、その多くの人が逮捕され、北朝鮮に送り返されるか、中国内の勾留施設に入れられてしまうという。


2023年7月14日:韓国が北のミサイル発射を受けて独自制裁/(読売新聞) 韓国外交省は14日、北朝鮮の核・ミサイル開発に関わった同国の4個人3団体に独自の制裁対象に指定したと発表した。北朝鮮が12日に大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射したことを受けた措置だ。対象は北朝鮮の政府高官や建設会社など。アフリカのコンゴ民主共和国に企業を設立し、彫像建設などで外貨を稼ぐなどしたという。


2023年7月13日:米のB52爆撃機が3度目の朝鮮半島展開・ICBMに対抗/(時事通信) 韓国国防省は13日、米軍のB52戦略爆撃機が朝鮮半島上空に展開し、米韓空軍で合同訓練を行ったと発表した。12日に新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星18」を発射した北朝鮮に抑止力を誇示した。訓練には韓国軍の戦闘機F15Kや米軍のF16戦闘機が参加した。国防省は、米軍の戦略兵器を迅速に展開し、米韓の連合作戦能力を向上させたと説明した。 北朝鮮は結局何の手出しも出来なかったようである。キム・ヨジョンの権威は失墜するだろう。


2023年7月12日:北朝鮮が「戦勝節」控え、名誉挽回のためのミサイル発射/(ノム通信/NHK・産経ニュース参考) 北朝鮮は12日、約3ヵ月ぶりとなる大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射を強行し、北大西洋条約機構(NATO)会合で首脳が一堂に会した日米韓を牽制した。ロフテッド軌道であったと見られ、74分という最長飛行時間を記録した。日本のEEZ外の海域に落下したと思われる。まともに飛行したならば15000キロの飛距離が予想され、米国全土を射程に収めることになる。5月末の人工衛星の打ち上げに失敗した北朝鮮は、朝鮮戦争の休戦協定締結から70年となる27日の「戦勝節」を控え、名誉挽回を狙う。2023年4月に初めて発射された固体燃料型の新型ICBM「火星18」は最高高度が4千キロ程度で、3月に発射された液体燃料型ICBM「火星17」の6千キロ超を大きく下回った。初実験のため性能を抑えたとの分析が出た前回に対し、過去最長の飛行時間を記録した今回の発射では火星18の飛距離を伸ばし、飛行データを収集した可能性がある。 今回もなぜ日本はこれを撃ち落とさなかったのか? 撃ち落とす自信がないのだろうか?


2023年7月6日:北朝鮮で今週辺りから「ノーマスク」指令/(FNNプライムオンライン) 北朝鮮の朝鮮中央テレビで今週放送されたニュース映像を、先週のものと比較すると、大きな違いが浮かび上がった。先週の映像では、学校を見ても職場を見ても、全員がマスクをしていた。一方、今週のニュース映像では、市民は皆、ノーマスク。大勢の人が集まる場所でも、先週はきっちりマスクをしていたが、今週は広い会場内で誰一人マスクをしている様子は見られない。楽器を演奏する人も、先週は屋外でもマスクをしていたが、今週はノーマスクで演奏していた。 まるで国民全員がロボットのように中央の指令で動くかのようである。一説では、5月の衛星打ち上げ失敗のマイナスイメージを払拭したい意向が透けて見えるとも云われる。


2023年7月4日:北朝鮮の食糧事情が輸入で改善・食品価格下落・それでも買えない人々/(ノム通信/デイリーNKジャパン参考) 北朝鮮では毎年5月が春窮期とされ、食糧価格が高くなる。だが2022年10月から2023年3月までの6ヵ月間に中国から北朝鮮に輸入された米の量はコロナ前の2018年の1年間の輸入額より3倍も多く、実質では6倍になる。飢餓対策が取られた格好で、食糧事情は改善し、これからの食糧生産も増加が期待されている。それにより食品価格は下落し続けているが、密輸を禁じられて疲弊した人々は3食まともに食べられる人はわずかで、購入者が少ないため商人も儲かっていないという。市民が求めているのはコロナ前と同様な密輸の再開だという。


2023年7月3日:飢餓国・北朝鮮で売血を幹部が横流し/(ノム通信/デイリーNKジャパン参考) 北朝鮮の献血センターでは無償献血と有償売血が併行して行われている。売血の値段は100g当たり34円、または飴か砂糖だった。だが献血者が栄養失調のためほとんどいなくなり、売血するのは生活が苦しい若者が多かった。だが飢餓が広まるにつれ、売血者も少なくなり、病院では輸血用の血液や血漿が不足している。血液が必要な患者は市場に頼り、血液100gを2040円で購入したりしている。血液不足は、輸血センターの職員・幹部の横流しでも起きているようだ。建設現場で怪我をした人は、その場で同僚から血をもらって輸血しているという。検査がないため、血液由来の感染症が拡大しており、脱北者の10.8%がB型肝炎ウイルスのキャリアだったという。


2023年7月1日:北が現代グループ会長の金剛山観光地区訪問を拒否・見せたくない現状がある/(ノム通信/ロイター) 北朝鮮外務省は1日、韓国・現代グループの玄貞恩会長が北朝鮮東部の金剛山観光地区を訪問する計画について、許可しない意志を示した。韓国・聯合ニュースは6月30日、玄が8月に訪朝したい意向で、韓国統一省に申告を提出したと報じていた。玄氏は北朝鮮生まれ。この報道に対して北朝鮮は、「検討するつもりはない」と表明。韓国統一省は、北朝鮮の「一方的な拒否」に深い遺憾の意を表明した。 報道では玄が北朝鮮生まれとされているが、これはおかしい。ノムが調べたところでは韓国生まれと思われる。3代目で1955年生まれの玄が北朝鮮生まれというのはどう考えてもおかしい。北朝鮮は1953年に休戦協定で38度線を境に分断された(6.27「望郷の念」)。


2023年7月1日:北朝鮮の外交官や貿易駐在員が帰国に反発・亡命逃亡相次ぐ/(ノム通信/NEWSポストセブン参考) ロシアや欧州に駐在する北朝鮮の貿易駐在員らが次々と亡命を求めており、その数は直近で40人にも及んでいることが明らかになった。北朝鮮では4月以降、新型コロナウイルスの流行緩和に伴い3年間に及んだ国境封鎖を解除し、駐在員に帰国を指示していた。しかし、帰国を拒否する駐在員が続出しており、北朝鮮当局は本国から秘密警察を派遣し行方を追っているという。韓国・東亜日報系のケーブルテレビ局・チャンネルAは、ヨーロッパ駐在の北朝鮮の参事官クラスの外交官がその家族とともに亡命し、一家は現在、韓国政府の保護を受けていると報じた。この一家以外にも、ヨーロッパ駐在の貿易駐在員らが逃亡・亡命するなどしており、その数は40人に迫るとも伝えている。いったん自由を謳歌していた彼らにとっては、帰国自体を耐えがたいと考えたことは容易に想像できる。韓国の政権交代も影響していると思われる。


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