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【時の言葉】外出を控え、資源消費を減らそう(2022.6.20))

【時事評論2022】

プーチンは単なる妄想家か、希代の戦略家か?ーその1

2022-10-02
(この項は少々遅れて完成しましたが、アプリの不具合により、文字数がオーバーしたようで、正常に保存できませんでした。そのため次項に半分を移動しました)


  9月30日、プーチンはついに望み通りにウクライナ4州を手に入れた。そのプーチンの行動が、実に計画的で巧妙で効果的であったことに感心した。なぜならば、この日がある意味で人類の分岐点を通過したことを明らかにしたからである。それはプーチン自身の破滅か、人類の破滅か、2つに1つの運命的選択となるだろう。だが彼の企みが成功することは決して無い。

  彼は核兵器を武器にするためにありとあらゆる仕掛けをして、劣勢に立たされたロシアに勝利をもたらそうとあがいている。そのあがき方をメディアは「追い詰められている」とも表現しているが、確かにそう見える側面がある一方、周到な事前準備も行っていることから、すでに予定されていた戦略の一部であろう、との見方もできる。

  世界の指導者が「核戦争は人類の文明を破壊する大災厄」であると認識して核兵器には決して手を付けようとはしないのに対して、自分自身や国家の状況が不利な立場に置かれていることを重々承知しているプーチンは、最新鋭の極超音速ミサイルを開発し、西側諸国が防衛不能な核兵器を持ったことで、「偉大なロシアの復活」と「領土の復活」という2つの目標を可能にできるという妄想に憑りつかれてしまった。本項ではその経緯をまとめるとともに、計画性が明らかな点を指摘し、そのずさんさをも指摘しておきたい。

  以下にこれまでの経緯を【時事通信】の《ロシア》の項からまとめておく。ただ、ノムのニュース記録は数年前に始まったばかりなので、それ以前の途中経過の重要なニュースが漏れている可能性が大きいことをお断りしておく。

《少年時代から出世まで》(4.2「プーチン立志伝を生み出したロシア」)

1.生い立ちから不要少年になったプーチンは、力を信奉し始め、サンボと柔道を習い始めた(10歳代)。
2.柔道を習うことで練習に真面目に取り組み、物事を着実に行えば勝ちが得られることを学んだ。
3.頭脳明晰なプーチンは、ロシアで力を持つKGBへの就職を目指した(14歳)。1975年に就職(23歳)。
4.1985年に東独のドレスデンに赴任(事実上の左遷)。
5.リュドミラ・シュクレブネワとこの頃に結婚。周りからは仕事熱心と評価されたが、平凡な能吏であった。
6.1989年の「ベルリンの壁」崩壊で彼の人生観が崩れた。屈辱を晴らすためにトップになることを志す。
7.ソ連崩壊時、一時的にタクシーの運転手のアルバイト。
8.立身出世の機会が訪れたのは母校の大学の学長補佐官というKGBのスパイとしての経歴を買われた監視役の仕事だった。
9.コネでサプチャク・レニングラード市ソヴィエト議長の補佐官に迎えられた。
10.改革派官僚への華麗な転身をし、これが彼の出世の最初の切っ掛けとなった。

《力の論理と謀略癖のはじまり》

11.この頃、「灰色の枢機卿(影の実力者)」と呼ばれた。
12.1996にサプチャクが選挙で敗れると、第一副市長を辞職。忠臣としての矜持を貫いたと言われる。
13.そうした忠義を示す人物をロシア社会は放っておくはずは無く、1996に大統領府から引きがあった。
14.ロシア大統領府総務局次長としてモスクワに異動。この頃ソ連からロシアへの国家資産移動を手掛ける。
  カネに目がくらみ始めた端緒となった。自分の思うように富を采配できたからである。配下のオリガルヒも
  この頃に形成された。
15.1997年に論文を発表(45歳)し、世界戦略の構想「豊富な資源を国家管理下におき、ロシアの内外政策に
  利用する」を世に問うた。これが彼の大統領になってからの野望を生み出した思想の原点となる。
16.1998年5月にロシア大統領府第一副長官に就任。地方官吏とのコネを作った。同年7月にはKGBの後身
  であるロシア連邦保安庁(FSB)長官に就任。同年8月、プーチンは、エリツィンのマネーロンダリング
  疑惑を捜査していたユーリ・スクラトフ検事総長を女性スキャンダルで失脚させ、首相だったエフゲニー・
  プリマコフのエリツィン追い落としクーデターを未然に防いだ。この功績により、エリツィン大統領の
  後継指名を受ける。
17.1998年8月16日首相就任。翌1999年9月に高層アパート連続爆破事件を実行し、市民300人余を爆死
  させ、それを過激派のせいにした。これをきっかけにして第二次チェチェン紛争を起こし、その制圧
  に辣腕を振るった。汚い謀略の第二弾であった。
18.2000年5月7日大統領就任。以後政敵を抹殺し始める。忠臣とならないオリガルヒを潰し始めた。
19.部下のメドベージェフと結託して大統領と首相の交代劇(タンデム体制)を演じた。首相の権限を強化
  してメドベージェフ大統領をお飾りにした。
20.2011年2月5日:新START発効/米露の戦略核弾頭の配備数を制限する条約で、1994年~2009年の
  START1の後継条約として作られた。
21.2012年5月7日にプーチンは大統領に返り咲き

《意図的な理由でロシアがウクライナからクリミアを強奪》

22.2014年2月中下旬にウクライナで「マイダン革命」。親ロシア派のヴィクトル・ヤヌコーヴィチ大統領が
  失脚し、隣国ロシアへ亡命。
23.2014年2月27日:ウクライナ危機勃発。ロシアの覆面部隊が東部地方政府庁舎と議会を占拠。翌日には
  空港も占拠。
24.2014年3月2日:ウクライナ海軍総司令官が親ロシア派のクリミア指導者に投降。
25.2014年3月18日:クリミアのロシア併合。ロシア・クリミア・セヴァストポリの3者が併合条約に調印。
  ただし国際社会はこの併合を未だ認めていない。

《本格的にウクライナへの軍事侵攻を計画》

26.2020年1月15日に行った年次教書演説で大統領権限の一部を議会に移管すると共に、国家評議会の権限を
  強化、退任後の院政の準備をした。
27.2021年7月1日に憲法改正を国民投票に掛け、国民もこれを78%が支持したとされる。プーチンには2036
  年まで大統領を務める可能性が出てきた。

《ウクライナ侵略計画の準備・日本との協調を諦め、脅しに転ずる》

28.憲法改正以降、日本に対してミサイル演習で恫喝を始めている(21.7.7-9)。
29.「ロシアとウクライナは一つの民族」論を展開(21.7.12)。論文形式で発表されたこの主張は、翌2022年
  2月24日に軍事侵攻という形で実行された。
30.ロシアが極超音速ミサイル実験に成功(21.7.19)。これにより西側に対抗できると確信を持った。
31.ロシアが日本の北方領土で妙案発表の意思示す(21.7.24)。
32.ロシアが宇宙ステーションからの撤退を予告(21.8.1)
33.2021年9月から世界的にエネルギー価格高騰
34.ロシアが北方領土に特別区新設・交渉に飽きたか?(21.9.3)
35.ロシア政府主導の反日学術会議開催(21.9.6)。
36.ロシアが日本の北方領土で軍事演習(21.9.8)。
37.ロシア与党が選挙で圧勝・背景にバラマキ政策(21.9.20)。
33.ロシア太平洋艦隊が日本海でミサイル迎撃演習(21.9.11)/ロシアが日本のEEZで再度のミサイル演習
  (10月3~9日)(21.10.1)
34.ロシアがエネルギー価格高騰を受けて欧州に圧力(21.10.14)
35.ロシア・中国海軍が津軽海峡通過(21.10.19)
36.ロシアがベラルーシとの統合を強化(21.11.4)
37.ベラルーシがEUへのガス供給停止を示唆・ロシア困惑(21.11.12)
38.ロシアが衛星破壊実験・大量のデブリ発生(21.11.15)
39.プーチンが帝国再興の謀略・失敗の気配 (21.11.18)
40.中露軍用機9機が韓国の識別圏に進入(21.11.19)
41.ロシアが北方領土周辺でミサイル発射演習(21.11.23)
42.対立するロシアとウクライナがそれぞれ軍事演習(21.11.24)
43.バイデン米大統領がウクライナに支援表明・2方面作戦を強いられる可能性(21.11.24)
44.バイデンとプーチンがビデオ通話会談(21.12.7)
45.ロシアが米とNATOに恫喝。欧州のミサイル危機に言及(21.12.10)
46.ロシアが日本海で対潜ミサイル演習実施(21.12.15)
47.プーチンが宣戦布告と同様な警告を欧米に発する(21.12.21)
48.ロシアがウクライナ国境から兵の一部1万人以上を撤収。単なるクリスマス休暇(21.12.25)。
49.ロシアを含む核保有5ヵ国が「核を使ってはならない」との共同声明。新年のご祝儀合意か?(22.1.3)。
50.ロシアが日本の北方領土の択捉島で地対空ミサイル演習(22.1.8)。
51.ロシアが複数海域で軍事演習・中国イランとも(22.1.20)。
52.ロシアの外相ラブロフ外交は破綻・「プーチンの次の措置」を発言。だが翌日軟化に転じる(22.1.27)。
53.安保理でロシア問題を討議・中露は反対(22.1.31)。
54.ロシアが偽りのプロパガンダ動画作成と米警告。ウクライナの攻撃を偽作(22.2.3)。
55.日本の北方がロシアの脅威に晒される中、米が日本の北方領土に「日本の主権」を認める(22.2.7)。
56.ロシアが黒海に軍艦派遣(22.2.8)。
57.プーチンの国内支持率4ポイント上昇で69%(22.2.9)。
58.ロシアがベラルーシで3万人規模の軍事演習・ウクライナも対抗(22.2.10)。
59.米露首脳電話会談でも隔たり埋まらず。この時点でプーチンは侵攻を既に決断していた(22.2.12)。
60.ロシア軍が前線を増強・戦争準備か?(22.2.14)
61.ロシアがウクライナにサイバー攻撃・戦争開始を予見させた(22.2.15)。
62.ロシアとベラルーシの首脳会談・ベラルーシは派兵に反対したようだ(22.2.18)。
63.ウクライナ東部の戦闘激化・ウクライナ政府は奪還否定(22.2.19)
64.ロシア・ベラルーシは核戦力を演習で誇示・各種核搭載可能極超音速ミサイルを発射(22.2.19)。
65.ロシア軍が増強・国内兵力75%の最大19万人を展開(22.2.20)。
66.ウクライナのロシア派2共和国がロシアに独立承認求め、プーチン承認(22.2.21)
67.プーチンが「帝国全域に権利がある」と発言(22.2.21)。
68.安保理でロシアに非難集中(22.2.21)。
69.独首相がノルドストリーム2の稼働承認停止(22.2.22)。
70.キューバ危機の再来・核戦争の恐怖(22.2.22)。
71.米大統領バイデンが対ロ経済制裁第1弾を発令(22.2.22)。
72.プーチンが交渉条件吊り上げ・ミンスク合意破棄(22.2.22)
73.ウクライナがロシア自国民に即時帰国要請(22.2.23)
74.国連は緊急安保理開催・ロシア狂気の強弁(22.2.23)
75.「全ロシア将校協会文書」発表の意味するもの・露軍の中に反対派(22.2.23)

《ロシアがウクライナに軍事侵攻》:戦況中心のまとめ

76.プーチンは国民にテレビ演説で侵攻を予告・即日攻撃開始ロシアは自作・自演の侵略戦争を始めた
  だが国民には「特別作戦」とし、「戦争」という表現をメディアに禁じた。あらゆるロシア発の情報は、
  後日嘘のプロパガンダだと判明(22.2.24)。
77.ロシアはキエフに進軍・ウクライナ国民に被害多数(22.2.25)
78.欧米が一斉に経済制裁を表明・日本は一早く23日に表明(22.2.24)。
79.中露首脳電話会談・習は一切プーチンを非難せず、交渉支持のみ表明(22.2.25)。
80.ロシア部隊がキエフ近郊に侵攻(22.2.25)。
81.ベラルーシが憲法改正・核保有可能に(22.2.26)。
82.ロシアは華々しい戦果を報じていない。難渋の気配(22.2.27)。
83.ロシアが気化爆弾使用(22.2.28)。
84.ロシア軍の中には食料と士気不足で投降部隊も(22.3.2)。
85. 露経済が制裁で大混乱・底つくATM・富豪も反戦(22.3.2)。
86. ロシアはすでに無差別攻撃に戦略転換(22.3.2)。
87. 国連臨時特別総会・露軍即時撤退決議。だが無力(22.3.2)。
88. ロシア軍がザポリージャ原発制圧(22.3.4)。
89. 国連人権理事会がロシアの国際法違反調査開始(22.3.4)。
90. プーチンが情報統制法発令。戦争下であることを暴露(22.3.4)。
91.プーチンがウクライナ上空飛行禁止は参戦と見做すと警告(22.3.5)。
92.プーチンが米欧の経済制裁を「宣戦布告のようなもの」と発言(22.3.5)。
93.英情報ではロシア軍は進軍が停滞(22.3.6)。
94.ロシアが言う制圧地で戦争反対デモ・世界でも(22.3.6)。
95.ロシアがウクライナの核研究所にロケット弾・10日にも再び攻撃(22.3.6)。
96.米がロシア産原油・ガス輸入停止・ロシアは「経済戦争布告」と非難(22.3.8)。
97.ロシアが北方領土を経済特区に指定。各国との共同開発計画不調(22.3.9)。
98.チョルノービリ原発の電源喪失・メルトダウンの危機(22.3.9)。
99.情報離島のロシアでプーチン支持率71%(22.3.9)。
100. プーチンはロシア撤退外国企業を国有化・国内企業からも懸念(22.3.10)。
101. ロシア軍がまたもや択捉島でミサイル訓練・戦時中だというのに(22.3.10)。
102. 米がロシアの最恵国待遇剥奪・G7も連動(22.3.11)。
103. ルカシェンコがプーチンと会談するも参戦には踏み込まず(22.3.11)。
104. ロシアがベラルーシ国境の村を爆撃か?参戦を促す(22.3.12)。
105. ロシアはウクライナ西部に戦域拡大(22.3.12)。
106. ロシアがサポリージャ原発を接収(22.3.12)。
107. ロシア軍はウクライナ全土で総攻撃(22.3.12)。
108. ロシアが「疑似住民投票」をヘルソンで計画(22.3.12)。
109. ロシアがデフォルト懸念(22.3.12)。
110. プーチンが情報機関幹部を拘束・懲罰・苛立ちの表れ(22.3.13)。
111. ロシア全土でプロパガンダの「Z」マーク(22.3.13)。
112. 経済制裁でロシア資産を35兆円分凍結(22.3.13)。
113. ロシアが中国に軍事・経済支援要請・中国は軍事支援を断ったようだ(22.3.13)。
114. ロシアが交渉に前向きに転じた(22.3.13)。
115. 4回目の交渉で妥結の可能性が双方から発信される(22.3.14)。
116. ロシアが外国企業撤退に逮捕・差し押さえを警告(22.3.14)。
117. 追い詰められるプーチン(22.3.14)。
118. ロシアがザポロジエ原発で爆発物を爆発(22.3.14)。
119. ロシア国営テレビで反戦職員が反戦メッセージ掲示(22.3.14)。
120. ロシアが小麦・砂糖輸出を一部制限(22.3.14)。
121. ロシアはキーウ爆撃を開始・大規模住宅を標的(22.3.15)。
122. ロシア側のシリア志願兵に5万8000人(22.3.15)。
123. ロシアは欧州評議会から脱退(22.3.15)。
124. ロシアは国際司法裁判所の停戦命令を拒否(22.3.17)。
125. ロシアがウクライナに発射したミサイルは1000発(22.3.17)。
126. ロシア・プーチンとトルコ・エルドアンが電話会談(22.3.17)。
127. プーチンが国民の前に姿現す・クリミア併合8周年集会で演説(22.3.18)。
128. ロシアが極超音速ミサイル・キンジャール使用(22.3.19)。
129. ロシア軍がマリウポリに進軍・市街戦(22.3.19)。
130. ロシアがウクライナ住民数千人を人質にロシアに連行(22.3.19)。
131. ロシアが北方領土交渉を一方的に中断・日本は抗議(22.3.21)。
132. ロシアには最高軍事司令官が不在・侵攻停滞の原因と米が分析(22.3.21)。
133. ロシア軍の補給不足深刻・凍傷兵も続出(22.3.22)。
134. ロシア国内のインフレ率12.5%・買い溜めも(22.3.23)。
135. プーチン戦争で世界的に食糧と肥料が不足(22.3.24)。
136. プーチン大統領の後継者浮上・体制内反乱の兆し(22.3.24)。
137. ウクライナ側報道でロシア軍が一部後退(22.3.24)。
138. G7とNATO・ウクライナ軍事支援と対ロ制裁強化(22.3.25)。
139. マリウポリ陥落・市長は域外に退避(22.3.25)。
140. ロシアが北方領土で軍事演習・交渉中断後初(22.3.25)。
141. ウクライナ軍がヘルソン奪還作戦(22.3.25)。
142. ロシア国防省が戦線を東部に集中と表明(22.3.25)。
143. ロシア政権内にクーデターの雰囲気(22.3.26)。
144. ロシア軍がまた物理技術研究所を砲撃(22.3.26)。
145. ロシア軍はマリウポリ住民の避難を拒否(22.3.28)。
146. ロシアはキルギスからも兵を調達(22.3.28)。
147. ロシアはウクライナ提案の直接対話を拒否(22.3.28)。
148. ロシアの傭兵投入が確認される・英国情報(22.3.28)。
149. ウクライナ兵力はロシア軍を圧倒(22.3.29)。
150. ロシア側がキーウ近郊からの兵の削減を表明。劣勢を認めたと同じ(22.3.29)。
151. ロシアの戦費がかさみ、プーチン激怒(22.3.29)。
152. ウクライナ軍がロシア領に反撃か?(22.3.29)。
153. ロシアの戦費は国家予算の2.5倍・金欠でダウン寸前(22.3.30)。
154. ロシア軍がチョルノービリから撤収開始(22.3.30)。
155. ロシアはキーウ攻略から東部攻略に戦略転換(22.3.30)。
156. ロシアがマリウポリに一方的な停戦通告(22.3.30)。
157. 英の情報・ロシア兵の反抗・士気の低下(22.3.31)。
158. ロシア独立系調査機関がプーチン支持率83%と発表(22.3.31)。
159. 米がロシアに対し、半導体関連の追加制裁(22.3.31)。
160. ロシアがまた北方領土で軍事演習(22.4.1)。
161. ジョージアから応援のロシア兵300人脱走(22.4.1)。
162. ウクライナ奪還の街でロシア軍による戦争犯罪が明らかに(22.4.2)。
163. ウクライナ要衝オデッサにロシア軍が空爆(22.4.3)。
164. G20声明見送りへ・ロシア巡り意見対立(22.4.4)。
165. プーチン大統領「5.9勝利宣言」めがけ大暴走(22.4.4)。
166. ロシア軍死者過去最多・1万5000人(22.4.4)。
167. キーウ近郊でのロシア軍の民間人殺戮がブチャを上回った(22.4.4)。
168. ドイツがロシア・ガスプロム子会社を国営化(22.4.4)。
169. 米・EUが追加制裁・「オリガルヒ」への制裁拡大(22.4.5)。
170. ゼレンスキーが安保理で演説・国連解体に言及(22.4.5)。
171. 米がロシアの安保理常任理事国を認める・腰砕けの米(22.4.5)。
172. キーウ周辺からロシア軍が完全撤退・米確認(22.4.6)。
173. G7外相会議開幕・ロシアの「大虐殺」非難(22.4.7)。
174. 国連総会、人権理事会でのロシアの資格停止(22.4.7)。
175. ロシア下院副議長が「北海道の権利はロシアにある」と暴論(22.4.7)。
176. ロシアがウクライナ東部から65万人をロシアに強制連行(22.4.8)。
177. ロシアとウクライナの消耗戦はウクライナに有利(22.4.9)。
178. プーチンが総司令官指名・今頃になって指揮系統を統一(22.4.9)。
179. 英国防相が、ロシアのマリウポリでの白リン弾使用の可能性に言及(22.4.11)。
180. ロシア・ショイグ国防相が中国・北朝鮮に軍事援助求める?(22.4.11)。
181. プーチンが古巣のロシアFSB職員約150人追放(22.4.12)。
182. ロシアが隣国フィンランド国境にミサイル移動・日本も危機(22.4.12)。
183. ウクライナがロシアの黒海艦隊旗艦「モスクワ」をミサイル攻撃・大破・後に沈没(22.4.13)。
184. ロシアが米・NATOの援助物資輸送を標的と見做す(22.4.13)。
185. ロシアが日本海で潜水艦からミサイル発射演習(22.4.14)。
186. EUがロシアへの武器輸出完全禁止へ(22.4.14)。
187. ロシアが化学兵器使用の証拠を戦車脇に残す(22.4.15)。
188. ロシアが初めて超音速爆撃機を投入・マリウポリを爆撃(22.4.15)。
189. ロシアの東部戦略も士気喪失で失敗か?(22.4.16)。
190. 露軍はアゾフ製鉄所にバンカーバスターを使用か?(22.4.19)。
191. プーチンが新型ICBM「サルマト」発射実験に成功と発表(22.4.20)。
192. プーチンがロシア黒海艦隊司令官を解任・逮捕(22.4.24)。
193. 恥知らずのロシアが米にウクライナ支援停止求める(22.4.25)。
194. 露副首相が日本の北方領土を「ロシアのものにする」と発言(22.4.25)。
195. ロシア軍は侵攻2ヵ月で戦力25%減・同盟国も支援拒否(22.4.25)。
196. ラブロフ外相が「核戦争のリスク」に言及(22.4.26)。
197. ロシアがモルドバにも侵攻の気配(22.4.26)。
198. ガスプロムがポーランド・ブルガリアへの天然ガス供給停止(22.4.27)。
199. ロシアは資格停止の前に自ら国連世界観光機関から脱退(22.4.27)。
200. ウクライナがロシア3州の基地を攻撃・越境反撃開始(22.4.27)。
201. 国連総会でロシアの拒否権乱用が非難の的(22.4.27)。
202. 国際刑事裁判所はロシアに捜査協力を3回要請・ロシア無視(22.4.27)。
203. プーチンが核兵器念頭に米欧威嚇「報復攻撃は稲妻のように素早い」と述べる(22.4.27)。
204. キーウ州で1150人の民間人遺体確認・50~70%を銃で殺害(22.4.28)。
205. 米国がロシア凍結資産を没収・ウクライナ支援へ(22.4.28)。
206. ロシアがキーウにミサイル2発・グテレスを標的(22.4.29)。
207. NATOがフィンランドに、加盟申請中でも防衛と表明(22.4.29)。
208. ロシアメディアが「戦争」という用語を頻用(22.4.30)。
209. ロシアが米・NATOに対して武器供与止めるよう要求(22.4.30)。

  《 続きは次項をご覧ください(10.3「プーチンは単なる妄想家か、希代の戦略家か?ーその2」) 》 


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