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【時の言葉】外出を控え、資源消費を減らそう(2022.6.20))

台湾

2019年

  • 2019年10月24日:台湾での「一国二制度」の世論調査/台湾の大陸委員会の世論調査では、中国が主張する一国二制度による台湾統一について「賛成しない」が89.3%に上った。中国の武力威嚇にも89.3%が反対した。中台関係で「現状維持を支持」は76.5%であった。
     
  • 2019年9月16日:中国軍がロシア軍演習に参加/ロシアは16日から21日まで、大規模軍事演習「ツェントル(中央)2019」を南部オレンブルク州などで開始した。昨年極東やシベリアで行われた軍事演習「ボストーク(東方)2018」同様、中国が参加し、3年連続で中ロの軍事的連携を誇示した。
     
  • 2019年9月以降:台湾人67名行方不明/中国在住台湾人がスパイ容疑などで逮捕されて行方不明。10月18日には北海道大学教授が一時拘束された。
     
  • 2019年8月26日:イランが中国に領土の一部を25年貸与/中国を訪問しているイランのザリフ外相は26日、中国の王毅国務委員兼外相と会談し、国際法が軽視されているとし、こうした事態に力を合わせて対抗する必要があるとの考えを示した。そして2016年に締結された「中国・イラン包括的パートナーシップ協定」に基づき、4000億ドルの資金協力と引き換えにペルシャ湾に面しているキーシュ島を25年間貸し出すこと、および中国兵5000名のイラン駐留に合意した。イランはこれを否定しているが、イランが本当のことを言った試しはない(「世界」20.1.8記事参照)
     
  • 2019年8月6-7日:中国が南シナ海で軍事演習/中国が実効支配する南シナ海の西沙(英語名パラセル)諸島周辺で6日と7日に「軍事訓練」を行うため、航行禁止区域を設定した。これは事実上の領海宣言である。
     
  • 2019年7月23日:中国・ロシア爆撃機が編隊で尖閣に迫る/中国軍のH6爆撃機2機と、露軍のTU95爆撃機2機が竹島(島根県隠岐の島町)周辺の上空で合流した後、編隊飛行で南西に向かった。対馬海峡上空を抜けて東シナ海に入った後、尖閣諸島に向けて針路を取った。韓国との連動ではない。この時海上では中国公船4隻が尖閣諸島周辺の接続海域を航行した。総合的軍事訓練と見られる。この時から尖閣問題にロシアが絡んできた可能性がある。
     
  • 2019年1月11日:中国が米を恫喝/米海軍駆逐艦McCampbellが1月7日に南シナ海パラセル諸島で沿岸12nm以内を航行する通過する航行の自由作戦を実施したのに対し、中国国営Global TimesがCCTVの放送を引用して、中国は北西部の高原地帯や砂漠から南シナ海の米艦船に届く位置にDF-26 ASBMを移動させることができると報じた。DF-26は3,400哩の射程を持ちグアムのAndersen AFBを射程圏内に入れることから「Guam Killer」と呼ばれている。
     
  • 2019年1月7日:米海軍が「航行の自由作戦」を南シナ海で実施/米太平洋艦隊報道官によると、米海軍駆逐艦McCampbell が中国が領有権を主張する南シナ海パラセル諸島の沿岸12nm以内を航行する通過する航行の自由作戦を実施した。次官級米中通商協議が行われるタイミングでの作戦に、中国は挑発行為と反発。
     
  • 2019年1月6日:中国がフィリピン領海を支配化/南シナ海スプラトリー諸島のうち、フィリピンが実効支配するPag-asa島近くの海域で多数の中国漁船が操業し、フィリピン人漁師が近づくと退去するよう警告していることを、同島を管轄するカラヤアン町のデルムンド町長が共同通信に明らかにした。Pag-asa島の25km沖には中国が軍事拠点化を進めるSubi礁があり、周辺では中国海軍や海警局の艦船も確認できるという。
     
  • 2019年1月2日:習近平による、「一国二制度」に基づく台湾統一構想/習近平は台湾同胞に告ぐ書』発表40年を記念して重要講話を行い、「一国二制度」に基づく台湾統一構想を発表。これに対し、台湾の蔡英文総統は当日のうちに、「受け入れない」と拒否した。その後一国二制度を採っていたはずの香港で、中国が介入する事案が発生し、香港が大混乱に陥った。これらの一方的恫喝は2020年1月11日台湾総統選で独立派の蔡英文に有利に働き、逆転再選させてしまった。(20.8.31追記)
     
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