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【時の言葉】外出を控え、資源消費を減らそう(2022.6.20))

台湾

2023年11月

2023年11月30日:台湾周辺で中国軍の活動活発化・台湾総統選控え/(ロイター) 台湾国防部(国防省)は30日、台湾周辺で中国の軍用機や軍艦が同日午前から再び活動していると発表した。台湾海峡の中間線越えも確認されたという。2024年1月に行われる台湾の選挙を控え、中国軍が活動を活発化させている。 中国の軍事的脅迫は選挙に逆効果をもたらすだろう。中国は静かに見守った方が賢明だ。


2023年11月28日:中国の台湾に対する食品報復(2000品目)は政治次第/(ノム通信/JNN参考) 中国はこれまで、台湾の政治情勢に応じて輸入食品を武器にして中国に有利になるよう仕掛けてきた。ところがここに来て、中国は台湾産食品の禁輸措置の一部を解除した。南東部の台東県を中心に生産されるフルーツ「釈迦頭」がそれである。民進党の票田を懐柔しようという目論みであると考えられる。釈迦頭は年間5万トン生産され、輸出先のほとんどは中国だったが、2021年9月に「害虫が検出された」という嘘の理由で突如禁輸された。今回も突然、「問題が改善された」として12月からの輸入再開を伝えてきた。台東県のトップは、中国に対し融和的な姿勢の野党・国民党の所属。中国側も「国民党からの強い要請があった」と発表している。 こうした食料を外交の武器にする三流国を世界は排除していくべきだ。


2023年11月24日:豪フリゲート艦が音波妨害受けながらも台湾海峡通過・勇気ある行動/(時事通信) 台湾国防部(国防省)は24日、オーストラリア海軍の艦艇が23日に台湾海峡を北から南へ通過したことを明らかにした。豪メディアなどによると、この船は14日に中国軍の艦艇から音波発射を受けたフリゲート艦「トゥーンバ」とみられる。負傷者を出した音波被害を踏まえ、中国を牽制する狙いがあったもようだ。


2023年11月24日:台湾総統選での野党候補一本化は失敗・ゴウは撤退表明/(ロイター) 来年1月に行われる台湾総統選を巡り、最大野党の国民党と野党第2党の台湾民衆党は24日、個別に立候補者を届け出た。野党候補一本化は実現しなかった。国民党の侯友宜候補と民衆党の柯文哲候補は同日午前、それぞれの副総統候補も発表。侯はメディア出演で知られる趙少康を、柯は立法委員(国会議員)の呉欣盈を指名した。鴻海(ホンハイ)精密工業創業者の郭台銘(テリー・ゴウ)は、立候補届け出期限のわずか3時間前に撤退を正式表明した。


2023年11月21日:台湾総統選での野党の候補一本化が破綻か?/(JNN) 2024年1月に総統選挙を控える台湾。与党・民進党は、総統・副総統候補の立候補をきょう届け出たが、統一候補で与党に挑むとしていた野党側の合意が早くも破綻した可能性が指摘されている。候補者一本化で合意したはずの最大野党の「国民党」と第三勢力「民衆党」は、選定方法をめぐり紛糾。複数の台湾メディアは、“野党候補一本化”の合意は破綻した可能性があると報じている。


2023年11月17日:台湾総統選の世論調査で野党統一候補が与党候補の頼清徳を13.5ポイント上回る/(NNN) 台湾の総統選挙をめぐっては、15日、最大野党・国民党と第3党の民衆党が、統一候補を擁立することで合意しました。複数の世論調査をもとに精査し、国民党の侯友宜と民衆党の柯文哲のいずれかが総統候補になり、もう一方が副総統候補にまわるとしている。その後、17日に発表された台湾メディア・鏡新聞の最新の世論調査では、「柯文哲を総統候補、侯友宜を副総統候補」とした場合の支持率が46.6%で、与党・民進党の頼清徳氏側を13.5ポイント上回った。これまで優勢だった与党側が逆転された形となる。「侯友宜を総統候補、柯文哲を副総統候補」とした場合でも、頼清徳氏側を11.6ポイント上回っている。政権交代となれば、中国との対話を重視する姿勢が政策にも反映されるとみられ、台湾をめぐる情勢に影響を与えることになる。


2023年11月16日:中国が台湾に昼夜を問わず威嚇・中国軍機にスクランブル/(読売新聞) 台湾国防部(国防省)は16日、台中市の清泉崗空軍基地を日本メディアに公開した。中台の停戦ラインとして機能してきた台湾海峡の中間線を中国軍機が越えることが常態化しており、台湾軍は昼夜を問わず緊急発進(スクランブル)で警戒にあたっている。 台湾のパイロットは中国軍機の接近で命がけの回避行動を取っているが、偶発的事故はいつでもあり得る。


2023年11月15日:台湾外相が「台湾は挑発せず、屈服もしない」と強調/(共同通信) 台湾の呉ショウ燮外交部長(外相)は15日、台北市内で共同通信加盟社論説研究会の訪問団の取材に応じ、台湾への軍事圧力を強める中国に対し「台湾は挑発せず、屈服もしない」と強調した。また「日米関係の強さは台湾のサポートになる」とも述べ、日米韓などの連携強化が重要と訴えた。 台湾は立派な人道的心構えを示してくれた。世界は台湾を支持して応援すべきだ。


2023年11月8日:台湾の駐日代表が「ウクライナの過ち繰り返すな」と講演/(産経ニュース) 中国の軍事的圧力にさらされる台湾との連帯強化を目指すシンポジウム「ONE TAIWAN 2023」が8日、都内のホテルで開かれた。「日台連帯で守る自由アジア」をテーマに国際政治学者、藤井厳喜氏らが企画した。3000人超の来場者があったという。台北駐日経済文化代表処(大使館に相当)の謝長廷代表は「『今日のウクライナは明日の台湾』とは一つの警告。民主陣営の防波堤である台湾で同じ過ちを繰り返してはならない」と話し、民主主義陣営の結束による抑止力向上の必要性を訴えた。藤井も「日台がスクラムを組んで抑止力を高め、共闘する意思を示すことが重要だ」と述べた。


2023年11月8日:タイの入管当局が日本人と台湾人を逮捕し、強制送還へ/(時事通信) タイの入国管理局は8日、不法滞在の疑いで日本人2人と台湾人2人の計4人の男を逮捕し、いずれも強制送還すると発表した。一部は日本で被害が出た特殊詐欺に関与した疑いがある。捜査関係者によると、今回逮捕されたうちの一人の尾川大介容疑者(49)について、日本の警察当局は詐欺容疑で逮捕状を取得しており、送還後に逮捕する方針。日本と台湾の犯罪組織が手を組んでいた可能性があり、日本側は台湾当局と連携して全容解明を目指す。台湾人は事件のリーダー的な役割だったとみられる。


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