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【時の言葉】外出を控え、資源消費を減らそう(2022.6.20))

台湾

2023年9月

2023年9月27日:台湾が自国製潜水艦を進水・中国は侮辱的発言/(ロイター・日テレ)(9.28追記) 台湾は28日、対中防衛強化計画の一環として、自前の潜水艦8隻のうち最初の1隻を進水させる予定だ。中国側は27日、「武力で独立をはかろうという企みは身の程を知らない行為で、台湾の人々を危険に陥れるだけだ」と反発しています。 中国の傲慢な言い方は台湾への侮辱である。自国を守ろうとするのがなぜ「身の程を知らない行為」なのか? ウクライナも正々堂々自国を守るために戦っている。台湾を危険に陥れようとしているのは中国である。


 
2023年9月27日:台湾が自国製潜水艦を進水/(ロイター) 台湾は28日、対中防衛強化計画の一環として、自前の潜水艦8隻のうち最初の1隻を進水させる予定だ。


2023年9月27日:中国の台湾挑発続く・中国軍機12機が中間線越え/(ロイター) 台湾国防部(国防省)は27日、中国軍のさらなる動きを報告。この24時間以内に中国軍機16機が台湾の防空識別圏に進入し、そのうち12機が台湾海峡の中間線を越えたという。中間線越えもこのところ相次いでいる。


2023年9月26日:台湾世論の半数が中国の日本産海産物輸入禁止に理解示す/(共同通信) 台湾の民間シンクタンク、台湾民意基金会が26日に発表した世論調査で、東京電力福島第1原発処理水の海洋放出を受けた中国の日本産水産物禁輸について、50.4%が「合理的」だと回答し、理解を示した。基金会は「将来の日本産水産物の安全性に対する懸念」を市民が抱いている表れだと分析。その上で「半数以上の台湾人が中国共産党政府の対日政策に同意するのは珍しい」と指摘した。台湾政府は「国際的な安全基準に合致」しているとして、放出に理解を示している。一方、中国の対日禁輸措置について「合理的ではない」と答えた人は34.5%にとどまった。 台湾はかねてから漁業・領海で反日的な政策を取ってきた。ならば台湾を友好国と思っている日本もそれなりに対処すればよい。日本の科学的対処を台湾国民が信用できないのなら、台湾有事で台湾を助ける必要はないだろう。


2023年9月23日:中国国営テレビが杭州大会で「中国台北」と呼称/(産経ニュース) 中国浙江省杭州市で23日夜に行われた杭州アジア大会の開会式で台湾の選手団が入場した際、中国国営中央テレビのアナウンサーが生中継で「中国台北」という呼称を使った。中国は「一つの中国」原則を掲げており、国内向けにその主張に沿った名称を用いた形だ。昨年2月の北京冬季五輪の開会式でも同様の対応をとっていた。台湾側は開会式で選手団が「中国台湾」と呼ばれることを警戒していた。香港の選手団は会場で「中国香港」の呼称で紹介された。台湾の五輪参加の呼称は、1981年の国際オリンピック委員会(IOC)との協定で「チャイニーズ・タイペイ」と規定。漢字表記は1989年の中台間の協定で「中華台北」となっている。 またしても中国が国際協定を無視したということだ。台湾選手団が抗議の声を上げたかどうかについては報道がない。


2023年9月22日:台湾国防部が「中国に異常な動き」を指摘/(ロイター) 台湾の邱国正・国防部長(国防相)は22日、台湾周辺でこのところ中国による「異常」な動きが見られると指摘、対岸の中国・福建省での訓練に加え、水陸両用部隊の演習が行われているとの認識を示した。国防部は18日、台湾周辺に非常に多くの中国軍機が飛来していると表明している。米国防総省当局者は19日、米議会下院の軍事委員会で、中国による台湾封鎖は失敗する可能性が高く、台湾に対する直接的な軍事侵攻を中国が成功させるのは極めて難しいとの見方を示した。


2023年9月18日:中国軍機103機が台湾周辺を飛行・近年で最多/(日テレNEWS) 台湾国防部は、18日午前6時までの24時間で、過去最多となる中国軍機103機が台湾周辺を飛行したと発表した。このうち、のべ40機は、台湾海峡に設定された事実上の停戦ライン「中間線」を越えて、台湾寄りの空域に侵入した。また、艦船のべ9隻が台湾周辺で活動した。台湾軍は「中国軍の軍事的な嫌がらせは、緊張を急激に高め、地域の安全を悪化させる。中国政府は、一方的な破壊行為をただちに停止すべきだ」と非難している。 嫌がらせ程度で済めば良いが、最近の中国軍の動きは、習近平が侵攻を焦っているように見える。


2023年9月14日:台湾野党・国民党の総統候補が訪米・「親中派」懸念払拭のため/(産経ニュース) 2024年1月の台湾の総統選に最大野党、中国国民党から出馬する侯友宜(こう・ゆうぎ)新北市長は14日から21日までの日程で米国を訪問する。米政界関係者と交流するほかシンクタンクで講演する予定。警察官僚出身の侯氏はこれまで外交問題での発言が少なく、総統候補として米国での支持取り付けを課題としている。


2023年9月14日:中国が新手の台湾一体化構想・福建省全域をモデル地区に指定/(日テレNEWS) 中国共産党と政府は、中国・福建省全域に、台湾との「一体化」を進めるモデル地区を設置すると発表した。中国共産党で、党の台湾政策を担当する党中央台湾工作弁公室などは14日の会見で、福建省に台湾と一体的な発展を目指すモデル地区を設置する計画について詳細を説明した。計画によると、モデル地区では、台湾企業の進出を促すほか、台湾の人々が住宅を購入したり、医療サービスを受けたりしやすくなるよう社会保障を充実させる。また、福建省から近い台湾の離島・金門島などへは、電気やガスを供給するほか、台湾と中国本土を結ぶ鉄道の開通を急ぐとしている。経済的な利点を強調した融和政策を打ち出し、台湾の世論にアピールする狙いがあるとみられている。 おそらく経済特区にヒントを得たアイデアであろう。「台湾特区モデル地区」とでも呼んだら分かりやすい。台湾人はこのような姑息な誘惑に惑わされてはならない。


2023年9月14日:中国が台湾への軍圧を急激に強化/(AFP時事) 台湾国防部(国防省)は14日、台湾周辺で同日朝までの24時間に中国の軍用機68機と軍艦10隻を確認したと発表した。前日にも軍用機35機を確認したという。中国側は、西太平洋での演習実施について一切公式発表していない。だが、台湾方面などを管轄する(中国の)PLA東部戦区(Eastern Theatre Command)は13日、台湾に言及することなく、「航空部隊」が「最近」、「数千キロメートル」の範囲で訓練を行ったと述べた。


2023年9月13日:中国空軍機28機が台湾防空識別圏に侵入・太平洋に艦隊が移動/(ロイター) 台湾国防部(国防省)は、13日朝に中国空軍機28機が防空識別圏に侵入したと発表した。台湾は空軍機を発進、防空システムを作動させ、状況を監視したという。11日には空母「山東」に率いられた中国海軍艦隊が訓練のために西太平洋に入った。これとは別に13日、駆逐艦「055型」を含む20隻以上の中国軍艦が13日にバシー海峡と宮古海峡を通って太平洋に入った。


2023年9月13日:米がエジプトへの援助の一部を差し止め、台湾に回すと発表/(共同通信) 米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版は13日、バイデン政権がエジプトへの軍事援助額の一部を差し止め、中国の軍事的圧力が増す台湾に振り向ける予定だと報じた。エジプトの人権抑圧に改善が見られないことが理由。複数の米政府当局者の話としている。バイデン政権は、エジプトで拘束中の政治犯解放を条件とした援助額3億2千万ドル(約470億円)のうち、8500万ドルを差し止めると議会に通知した。議会では全額差し止めを求める声も上がっている。5500万ドルを台湾に振り向け、空域や沿岸、サイバー空間の防衛強化に充てる。 いっそのこと、米国は不良国に対する援助を一切止め、中国に肩代わりさせれ中国の財源を枯渇させたらいいかもしれない。素人考えではあるが。


2023年9月11日:中国の空母艦隊が西太平洋で訓練/(ロイター) 台湾国防部(国防省)は、中国海軍の空母「山東」の艦隊が11日、台湾の南東60カイリ(111キロメートル)の海域を通過し、訓練のため西太平洋に入ったと発表した。また、現地時間午前5時40分以降、J-16戦闘機など中国軍機11機が台湾の防空識別圏で確認され、台湾軍が「適切な対応」を取ったとも表明した。


2023年9月10日:習近平が台湾進攻に踏み切る3つのパターン/(ノム通信/プレジデントオンライン:宮家邦彦参考)/ 宮家は中国が台湾に侵攻する理由として3つを挙げた。①台湾が独立宣言をする・②アメリカが台湾に関心を失う・③政権が対米弱腰を批判される、である。中国は早ければ数年以内、遅くとも2049年(建国100年)までに台湾に侵攻する。人民解放軍は独力で台湾を制圧する能力を保持しつつある。米国には台中関係に介入して米兵の血を流す覚悟は全くない。日本に直接危害が及ばない場合、日本は何もできない。だが一方、ウクライナ侵攻と違って海が間にあるため、侵攻は一筋縄ではいかない。米軍による海上での軍事介入の可能性は高い。中国が台湾制圧を目指すには、在日米軍基地や日本領海・領空への攻撃は不可避となるため、結果的に台日米と中国の対決になるだろう。習はプーチンの失敗から多くを学んでいる。短期間に台湾を制圧できないと、米日の反撃を許してしまうことになり、プーチン戦争同様長期戦となり、世界は米中のどちらを支持するかで分断するだろう。長期的にみれば、「中所得国の罠」で、所得が1万ドルを超える頃に輸出主導経済が崩壊する。習近平の金権政治は貧富の差を拡大し、党の正当性強化にも失敗したため、ナショナリズムの高揚(愛国教育)に頼らざるを得なくなった。しかも経済が緩やかに減速している以上、習近平としては台湾進攻の時期を早めるしか手がない。問題はタイミングである。突然の経済崩壊が侵攻をもたらすことは大いにあり得ることであり、その時中国は自暴自棄に走るだろう。これまでの中国の対台湾政策はことごとく失敗している。その原因は中国の傲慢にあった。もっと賢明にしなやかにやっていれば、台湾内に親中派がもっと増えていたはずである。


2023年9月5日:台湾総統がアフリカの唯一の外交関係国エスワティニ訪問・国王ムスワティ3世と会談/(時事通信) 台湾の蔡英文総統は5日、アフリカ南部のエスワティニ(旧スワジランド)を訪問し、国王ムスワティ3世と会談した。エスワティニは台湾と外交関係を結ぶアフリカ唯一の国で、蔡の訪問は2016年の総統就任以来2回目。中国が台湾の外交関係国の切り崩しを進める中、蔡氏は関係維持に全力を挙げている。署名されたのは、女性の起業支援策や姉妹都市協定、石油貯蔵タンクの建設計画に関する協力文書。中国の「巨額支援」に対抗し、台湾が重視するのが「長期的な経済発展」だ。資金の横領を防止し、効率的な援助により知識や技術の移転に力を入れ、外交関係のつなぎ留めを図っている。


2023年9月5日:台湾の蔡英文総統がアフリカ訪問・断交ドミノ阻止へ/(産経ニュース) 台湾の蔡英文総統は5日、アフリカ南部にあるエスワティニ(旧スワジランド)を訪問するため、台北郊外の桃園国際空港を出発した。エスワティニはアフリカで台湾が外交関係を持つ唯一の国で、関係強化を目指す。


2023年9月2日:中国で「香港頑張れ」のカードを持っていただけでスパイに仕立てられた台湾人/(ノム通信/共同通信参考)(10.2記) 李孟居氏(51)は台湾のビジネスマンである。2019年8月、香港経由で広東省深圳に出張した。香港へ戻る際、荷物検査でカード数枚が見つかり拘束された。カードはデザインが面白いと思って所持していたもので、抗議活動とは関係ないと強調。中国当局は当初、カード所持の件で訴追しようとしたが法律的にも無理があり、李氏が武装警察部隊を撮影していたことから、それを口実にしたスパイ容疑に切り替えたとの見方を示した。深圳の裁判所は2021年1月、李に懲役1年10ヵ月と2年の政治的権利剥奪を言い渡した。李は刑期満了後の2023年7月24日に中国を出国し、9月2日に台湾に戻った。


2023年9月1日:中国は南シナ海に「十段線」を適用・台湾も反発/(産経ニュース) 中国が8月28日に発表した新しい地図に対し、アジアで非難が一斉に広がっている。地図には、中国が南シナ海周辺の領有権主張に用いる独自の境界線「九段線」を拡大した「十段線」が記され、領有権を争うフィリピンやベトナムなどのほか、台湾も反発。一方的な領有権の主張は、9月上旬にアジアで相次ぎ開かれる国際会議で火種となる可能性がある。


2023年9月1日:台湾外交部長が「今年こそ台湾の国連参加を」と訴え/(産経ニュース) 台湾の呉釗燮(ご・しょうしょう)外交部長(外相に相当)が国連総会の新会期が9月5日に始まるのを前に産経新聞に寄稿し、地球規模の課題の解決や国際社会の平和と安定のため、国連と関連機関への台湾の参加を認めるよう訴えた。台湾を一度も統治したことがない中華人民共和国が、台湾を力で奪い取ることを宣言し、武力行使の放棄を拒否している、と非難した。


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