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【時の言葉】外出を控え、資源消費を減らそう(2022.6.20))

地球温暖化・自然災害関連

2024年1月-4月(4.29 更新)

2024年4月29日:ケニヤで豪雨のためせき止め湖決壊・46人死亡/(AFP時事) ケニア西部リフトバレー州で29日未明、豪雨の影響でせき止め湖が決壊し、土石流などにより少なくとも46人が死亡した。現地当局が発表した。死者のうち20人は女性で、17人は子どもだった。


2024年4月29日:ミャンマーで48.2度・4月の気温として同国史上最高/(AFP時事) 東南アジア諸国が熱波に見舞われる中、ミャンマーでは28日、4月の気温として同国観測史上最高となる48.2度を記録した。記録したのは中部マグウェ地域の町チャウク。56年前に同国で観測が始まって以降、4月の気温としては最高となった。また同日、商業の中心地ヤンゴンでは40度、第二の都市マンダレーでは44度を記録した。


2024年4月28日:米南部で30件以上の竜巻発生・4人死亡/(ノム通信/NNN参考) アメリカ南部で27日から28日にかけて、30件以上の竜巻が発生し、オクラホマ州では生後4か月の乳児を含む、少なくとも4人が死亡し、100人が怪我をした。病院を含む数十の建物が破損したという。28日には停電の被害が2万人以上に及ぶなどの影響も出た。州知事は緊急事態を宣言した。


2024年4月27日:中国南部広東省で巨大な竜巻発生・5人死亡33人怪我/(ノム通信/JNN参考) 中国南部の広東省で巨大な竜巻が27日の午後3時ころに発生し、5人が死亡、33人がけがをした。竜巻はおよそ1キロにわたって移動し、5人が死亡、33人が怪我をしたという。工場などの建物141棟が倒壊するなどした。市内各地で直径5センチ以上の雹も降った。広東省では、このところ大雨や雷雨などが続いていて、中国の気象当局によると、4月に入ってからの累計降水量は1961年以来最も多く、各地で洪水などの被害が相次いでいる。


2024年4月25日:皇帝ペンギンのヒナが大量死の可能性/(AFP時事) 2023年は地球温暖化の影響で南極の海氷が記録的な水準で溶けたため、コウテイペンギンの繁殖地が多数消失した。ひなが大量死した可能性があるとする研究論文が25日、公表された。英国南極研究所の研究論文は、ジャーナル・オブ・アンタークティック・サイエンス誌に掲載された。失われた繁殖地のひなについては、全滅を免れたとしても、大量死した可能性があるとした。


2024年4月23日:中国広東省に最大級の暴風雨警報・10万人超が避難/(AFP時事) 中国当局は23日、豪雨が降り続いている南部・広東省に最上級の暴風雨警報を発令した。同省ではこれまでに10万人以上が避難している。国営メディアは「100年に一度」の大洪水が発生する恐れがあると警告している。国営メディアによると、これまでに4人が死亡、10人が行方不明となっている。


2024年4月23日:台湾で再び地震・M6超が2回発生/(ノム通信/NNN参考) 4月3日に大地震が発生した台湾東部で23日未明に再び大きな地震が相次いだ。マグニチュードは6。この地震でビルやホテルが傾くなどの新たな被害が出ている。台湾の気象当局は、今後も地震が半年から1年ほど続くとして注意を呼びかけている。


2024年4月18日:アフガンとパキスタンで連日の豪雨・100人以上が死亡/(共同通信) アフガニスタンと隣国パキスタンで連日の豪雨による洪水が発生し、18日までの数日間で計100人以上が死亡した。地元メディアなどが伝えた。家屋や農地にも大きな被害が出たもようだ。アフガンの民放トロテレビによると、洪水は南部ウルズガン州などで発生し、影響は広域に及んだ。当局の17日時点の集計で死者は約70人に上り、2500棟以上の家屋が損壊した。パキスタンでは北西部カイバル・パクトゥンクワ州などで洪水が発生し、17日時点で死者が少なくとも63人に上った。4月の豪雨は異例で、パキスタンの気象当局は気候変動の影響を指摘した。 


2024年4月17日:日本の四国で震度6弱の地震/(ノム通信/NNN参考) 17日深夜、日本の愛媛県と高知県で最大震度6弱の地震が発生した。豊後水道を震源とするマグニチュード6.6の地震が発生し、愛媛県と高知県で最大震度6弱の激しい揺れを観測した。これまでに震度1以上の地震が最近29回発生していた。予想される南海トラフ巨大地震との関連性は少ないと見られている。


2024年4月16日:UAEで記録的豪雨/(ロイター) アラブ首長国連邦(UAE)で16日、記録的な豪雨が発生し、少なくとも1人が死亡した。住宅に被害が出ているほか、空の便も混乱している。国立気象センターによると、東部アル・アインでは16日の雨量が24時間弱で254ミリと、1949年の観測開始以降で最多を記録。1971年の建国以来、最大の豪雨となった。北部では16日午前に発生した鉄砲水で車に乗っていた70台の男性が死亡した。


2024年4月17日:インドネシアのサンギヘ諸島でルアン山噴火・数百人が避難/(AFP時事)(4.18追記) インドネシアの北スラウェシ州サンギヘ諸島にある成層火山、ルアン山が16日夜から数回にわたって噴火し、数百人が避難を余儀なくされている。ルアン島の二つの村から800人以上が近くのタグランダン島に避難したと報じた。最初の噴火では上空2キロまで、2回目の噴火では同2.5キロまで火山灰が吹き上げられた。ここ数週間で起きた2回の地震の後、ルアン山の火山活動が活発化していた。17日の時事通信の続報によると、警戒レベルが2→3→4と引き上げられている。30日のAFPの続報では、30日にも3度の噴火があり、一帯の住民6000人以上が避難を余儀なくされているという。


2024年4月16日:世界の海でサンゴの大規模白化現象・記録的な暑さが影響/(AFP時事) オーストラリアから米フロリダ半島まで世界各地のサンゴ礁が、数か月にわたる記録的な暑さで白化が進み、危機にひんしている。大規模な白化が発生するのは、ここ10年で2度目。サンゴ礁の大規模な白化は、2023年初頭から米フロリダ半島・カリブ海・ブラジル・太平洋東部の熱帯・南太平洋・紅海・ペルシャ湾・オーストラリアのグレートバリアリーフなど世界各地で確認されている。海洋生物の4分の1以上がサンゴ礁を住みかとしている。NOAAは、世界のサンゴ礁の30~50%は既に失われており、大胆な介入を行わなければ、今世紀末にはサンゴ礁が完全に消滅する可能性もあると警告している。対策には、サンゴ苗をより深く冷たい場所へ移す、サンゴを保護するために日よけを設置するといったものが含まれる。


2024年4月10日:国連気候変動枠組み条約事務局長が「猶予はあと2年」と講演/(ロイター) 国連気候変動枠組条約(UNFCCC)のサイモン・スティル事務局長は10日、ロンドンのシンクタンクで行われたイベントで講演し、「地球温暖化が政治家の課題から抜け落ちているとし、気候変動の大幅な悪化を回避するのに各国政府と企業幹部、開発銀行に残された猶予はあと2年だ」と述べた。 地球温暖化のニュースが最近ほとんどない。メディアが最も責任を問われるべきだ。


2024年4月9日:スイスで化石燃料車に抗議してポルシェ販売店に塗料/(AFP時事) スイス・ローザンヌで9日、環境団体が独自動車大手ポルシェの販売店にオレンジ色の塗料を吹き付け、同国での化石燃料車販売に抗議した。環境団体アクト・ナウ!が展開しているキャンペーン「Liberate Switzerland」の一環。文字通り、化石燃料車からスイスを「解放」することが目的だという。欧州人権裁判所(ECHR)は同日、スイスの気候変動対策は不十分であり、人権侵害に当たるとの判断を示している。


2024年4月9日:スイスが気候対策を怠ったと欧州人権裁判所が判断/(時事通信) 欧州人権裁判所(フランス東部ストラスブール)は9日、スイス政府が十分な気候変動対策を怠り、「私生活・家族生活の尊重を受ける権利」を定めた欧州人権条約に違反したとの判断を示した。スイスの女性団体が訴えていた。AFP通信は、脱炭素化に向けた取り組みを各国に促す可能性がある「歴史的な判断」と伝えた。


2024年4月5日:米東部でM4.8の地震・ニューヨークでも揺れ/(ノム通信/JNN参考) アメリカ東部ニュージャージー州で5日午前10時すぎマグニチュード4.8の地震があった。アメリカ東部での地震は珍しく、ニューヨークでは2011年以来の大きな揺れだったという。震源からおよそ70キロ離れたニューヨーク市でも揺れが感じられ、現地のテレビ局は一斉に速報した。


2024年4月3日:台湾で大きな地震・9人死亡800人以上怪我/(ノム通信/NNN参考) 台湾東部の沖合で3日朝、大きな地震があった。東部花蓮県では、建物の一部が崩れて傾くなど大きな被害がでており、これまでに9人が死亡、800人以上がケガをしているという。


2024年3月27日:サイクロンがマダガスカルを直撃・18人死亡・干ばつと重なる/(ノム通信/JNN参考)(3.30記) アフリカ南東部の島国マダガスカルをサイクロンが直撃、これまでに18人が死亡した。マダガスカルは27日、サイクロン「ガマネ」の直撃を受け、AP通信によると、北部では橋や道路が流されたり、家屋が水没したりするなどの被害が出ているという。29日の時点で、現地当局はこれまでに18人が死亡、4人の行方が分からなくなり、2万人あまりが避難していると発表している。国連によると、マダガスカルはこの数年、前例のない規模のサイクロンに襲われる一方で、過去40年間で最も深刻な干ばつにも見舞われ、数千人が飢餓に近い状況に追い込まれているという。


2024年3月17日:ブラジル・リオデジャネイロで体感温度62.3度を記録/(AFP時事) ブラジル・リオデジャネイロで17日、体感温度62.3度を記録した。湿度も考慮して算出される体感温度で62.3度が記録されたのはリオデジャネイロ西部で、17日午前9時55分。気候監視システム、アレルタ・リオによると、2014年の観測開始以来、最高となった。気温は報道にない。ブラジルは現在、熱波に見舞われている。アレルタ・リオによると18日のリオデジャネイロの最高気温は42度だった。 ビーチは賑わったようだが、人が倒れたという報道はない。


2024年3月17日:中国のパンダ生息地ちかくで大規模森林火災・3300人以上が非難/(ノム通信/JNN参考) 中国・四川省で大規模な森林火災が発生し、これまでに3300人以上が避難している。この地域はジャイアントパンダの生息エリアに近く、さらなる拡大が懸念されている。内陸部の四川省のカンゼ・チベット族自治州で15日午後5時ごろ、大規模な森林火災が発生、風にあおられ、今も延焼している。2750人の消防隊が派遣されて消火活動に当たっている。


2024年3月16日:アイスランドで4回目の地割れ噴火/(ノム通信/JNN参考) 現地当局によると16日夜、首都レイキャビクの南西レイキャネス半島にある火山が噴火した。大地の裂け目からマグマが噴出しているような噴火である。噴火は去年12月以降4回目で、地元メディアは「今回が最大規模」だと伝えている。住民はすでに避難している。


2024年3月5日:エルニーニョは観測史上5位以内の強度だった/(AFP時事) 国連の世界気象機関(WMO)は5日、2023年12月にピークを迎えたエルニーニョ現象は、観測史上5位に入る強さだったとし、5月までの気温は平年を上回る可能性が高いとの見通しを発表した。現在のエルニーニョ現象は2023年6月に発生し、その影響は11月から今年1月にかけて最大となり、東部・中部太平洋熱帯域の平均海面水温は1991〜2020年の平均値を最高で約2度上回った。


2024年3月5日:ギリシャの今冬の気温が過去最高更新/(ロイター) ギリシャの今冬の気温が1936年の観測開始以来最高になった。農作物の作柄や、夏季に破壊的な森林火災が再発することが懸念されるという。2023年12月から2024年2月までの平均気温は摂氏11.3度で、1960-2024年の冬季平均最高気温を1.8度上回ったほか、北部の一部地域では7-8度上回った。ギリシャは欧州で最も気候変動の影響を受けている国の一つで、昨夏は森林火災により少なくとも20人が死亡。秋には記録的な豪雨で住宅や放牧地、作物が流されるなどの被害が出た。


2024年3月4日:EUが飲食店の使い捨てプラ禁止で合意・2030年から/(AFP時事) EUは4日、カフェやレストランでの使い捨てプラスチック製品の使用を20230年以降禁止することで暫定的に合意した。加盟国27ヶ国および議員らは、域内で出るプラスチック製包装ごみを2030年までに2018年比で5%減らすことを目指す法案について、暫定合意した。法案は、2035年には10%減、2040年には15%減を目指す内容となっている。規制の対象となる使い捨てプラスチック製品には、未加工の果物や野菜の包装、塩コショウや砂糖の小分け袋、化粧品のミニボトル、空港でスーツケースに巻き付けるフィルムなども含まれている。今後、法律として成立するには加盟国政府と欧州議会での承認が必要となる。


2024年2月29日:テキサス州で大規模な山火事・東京都面積の1.5倍が消失/(ノム通信/NNN参考) アメリカ南部テキサス州で大規模な山火事が発生し延焼が続いています。これまでに東京都の面積の1.5倍以上が焼失したという。28日時点で3400平方キロメートルが消失した。乾燥・平年より高い気温・強風が原因となっている。これまでに全体の3パーセントしか鎮火できていないとしている。


2024年2月27日:モンゴルで寒冬害で家畜210万頭が死ぬ/(AFP時事) 厳しい寒さと大雪が続くモンゴルで、今冬はこれまでに210万頭の家畜が死んだことが分かった。農牧業省が26日、明らかにした。内陸部にあるモンゴルの冬は厳しく、気温が氷点下50度になる所もある。今冬は例年より寒く、降雪量も多い。こうした極端な気象は「ゾド(寒雪害)」と呼ばれ、膨大な数の家畜が死ぬことが多い。モンゴルでは過去10年で6回のゾドが発生した。2023年末時点で、同国のヒツジ・ヤギ・馬・牛など家畜の数は6470万頭に上っている。


2024年2月21日:欧州農業に異常気象が影響・環境政策のかじ取りの難しさ露呈/(ノム通信/ロイター参考) 欧州各地で農家の抗議行動が広がっている。欧州連合(EU)の環境保護規制が、低価格な輸入食品の流入を招いて農業セクターに多くの犠牲を強いているという主張である。欧州農業は現在すでに熱波や干ばつ、洪水の増加に苦しんでいる。環境保護政策が防ごうとしているのは、まさにこうした影響だ。EUは今シーズンの穀物全体の生産量は過去5年の平均を4.3%下回ると予想し、その主な原因として悪天候を挙げている。イタリアの農家は、冬季の異常な暖かさと乾燥により、作物に壊滅的な影響が出ていると警告した。IPCCはトウモロコシ・コメ・大豆・小麦の収量悪化を指摘している。2023年7月の異常な猛暑は気候変動によってもたらされ、大規模な作物の被害と家畜の損失をもたらした。山火事や洪水による農地水没も悪化の一途を辿っている。干ばつに見舞われやすい地中海地域では、すでに水不足が農家にとって頭痛の種となっている。EUが取っている環境保護規制によって、生産者にとって無縁のコストや煩雑な手続きが強要されていると農家は訴えている。スペインでパエリア用コメを生産する農家は、カビを防ぐ農薬の使用をEUが禁止したせいで、カビ被害によって生産量が減少したと訴える。EU執行部は、農薬使用削減に関するEU法案を撤回し、生物多様性の向上に向けて一定の土地を休耕状態にすることを農家に求める目標も先送りした。EUの温室効果ガス排出量全体の10%以上は農業セクターによるもので、過去20年でほとんど減少していない。


2024年2月13日:ウランバートルで石炭暖房による大気汚染・日本が支援/(ノム通信/JNN参考) モンゴルの首都ウランバートルでは、低所得者層が暮らすエリアに近年、仕事を求めてやってくる遊牧民が増えている。雪害で家畜が死んでしまうからである。遊牧民は安い石炭を使ったストーブによって暖房をとる。そのためPM2.5が排出されて大気汚染をもたらしているのだ。日本のJICAは新しいバイオ燃料などを用いた支援を行っている。


2024年2月11日:韓国の学者が気候変動パンデミックを予想/(KOREA WAVE) ソウル大学生態造景地域システム工学部のイ・ドングン教授が率いる研究チームは1月26日、韓国保険学会誌に「気候変化シナリオに伴う未来の夏の死亡者数予測」というテーマの論文を出した。それによると、1997年から2022年までの26年間でソウルとプサン地域で温熱疾患による死者が増えており、ICPPのシナリオを基にすると、2090~2099年の間に最多の死亡者が発生すると予測した。「気候変動パンデミックは2030年のような近い未来には大きな問題を起こさないように見えるが、2040年・2050年が近づくと非常に危険なこともありうる。2080年ごろには想像を絶するほどになるだろう」と警告した。


2024年2月10日:フランスでモネの作品にスープ・環境活動家2人拘束/(AFP時事) フランス南東部リヨンの美術館で10日、仏画家クロード・モネの作品に活動家2人がスープを投げつけた。パリでも先月、レオナルド・ダビンチの名画「モナリザ」にスープがかけられたばかり。食料をめぐる抵抗運動を行う団体「食の反撃」が実行したことを認める声明をXで公開。イロナ(20)と名乗る女性が「手遅れになる前に今、行動しなければならない」と訴えた。同団体は、すべての人に健康的な食べ物を持続可能な形で供給することを求めており、「モナリザ」にスープをかけた事件についても実行を認めている。


2024年2月4日:南米チリで2日に発生の森林火災90ヵ所以上で51人死亡/(ノム通信/NNN参考) エルニーニョ現象の影響で猛暑が続く南米のチリでは、90か所以上で森林火災が発生し、少なくとも51人が死亡した。 ロイター通信によると、チリ中部などで2日、森林火災が発生した。この火災は現在も続いていて、これまでに少なくとも51人が死亡したという。5日の読売新聞の続報によると、死者は112人に達し、行方不明者も数百人に上っているという。


2024年1月28日:冬のスペインで25℃以上・欧州に暖気/(ノム通信/ウェザーニュース参考) ヨーロッパ付近ではジェット気流が大きく北に蛇行し、暖かな空気が流れ込みやすくなっている。現地時間の27日(土)はスペインで25℃を上回る季節外れの陽気の所があった。


2024年1月27日:グレタが環境保護過激派と共に抗議デモ/(AFP時事) スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリが27日、英ロンドン近郊で、気候変動危機を訴える団体「絶滅への反逆」と共に、プライベートジェットの運航本数増加計画に反対する抗議デモを行った。「絶滅への反逆」は、気候変動に警鐘を鳴らすことを目的に、美術館に展示中の有名な作品に食品を投げつけたり、ベネチアの運河に染料を流し込んだりする過激な行動で知られる。28日のNNNによると、28日には女性2人組により、ルーブル美術館のモナリザにスープが掛けられた。幸いガラスで覆われていたため被害はないという。


2024年1月26日:中国で春節前の大移動「春運」始まる・過去最大の延べ90億人の見込み/(ノム通信/NNN参考) 中国で2月10日から始まる旧正月「春節」の連休を前に、ふるさとで過ごす人たちの帰省ラッシュが26日から始まった。1月26日から3月5日までの40日間を、鉄道や飛行機などの交通機関が特別態勢をとる「春運」と呼び、多くの人が帰省や旅行で移動する。中国の大手旅行会社によると、海外の旅行先ではタイ・日本・韓国が人気だという。 中国が世界で一番CO2を排出しているのも、こうした旅行習慣が寄与しているのだろう。


2024年1月25日:コロンビアで記録的暑さが続く・森林火災/(AFP時事) コロンビアで記録的な暑さが続く中、各地で山火事が発生し、首都ボゴタも森林火災の煙で覆われている。政府は25日、国際的な支援を求めた。国内では同日までに5地域の31ヵ所で山火事が発生。うち少なくとも3ヵ所がボゴタ周辺だという。ペトロ大統領は、地球温暖化がエルニーニョ現象の影響を悪化させていると指摘。「今年は人類史上最も暑い年になるかもしれない」と述べた。


2024年1月24日:アマゾンの干ばつは人間活動による気候変動が主因/(時事通信) 世界最大の熱帯雨林を抱える南米アマゾン川流域で発生した記録的干ばつについて、自然現象ではなく人間の活動に伴う気候変動が主因と結論付けた報告書が24日、公表された。異常気象に関する研究グループ「WWA」は報告書で、こうした干ばつの発生する可能性が気候変動によって「約30倍に高まった」と警告している。


2024年1月23日:中国の新疆ウイグル自治区で未明のM7.1の地震/(共同通信) 高山地帯の中国新疆ウイグル自治区アクス地区を23日未明、マグニチュード(M)7.1の地震が襲った。暗闇の中、人々は逃げ惑い、泣き叫ぶ声が響いた。激しい揺れが1、2分続いたという。


2024年1月22日:中国雲南省で山崩れ・47人が生き埋め/(ノム通信/JNN参考) 中国南部の雲南省で22日の午前6時頃、昭通市の山の斜面が崩れ、近くの民家などが巻き込まれた。少なくとも18世帯47人が生き埋めになり、現在も救助活動が進められている。積雪と昼夜の寒暖差が原因とみられる。


2024年1月17日:ブラジルで集中豪雨による洪水・12人死亡/(ノム通信/NNN参考) ブラジル・リオデジャネイロ州で、集中豪雨による大規模な洪水が発生し、少なくとも12人が死亡、2人が行方不明となっている。地下鉄などが浸水し、貧困層が暮らす地域で深刻な被害が出ている。


2024年1月15日:上海で深刻な大気汚染・ディズニーランドが3日連続で花火中止/(Record China) 上海ディズニーランドが大気汚染を理由に3日連続で花火を中止した。ある上海市民は「最近、上海の空気の質は悪くスモッグが深刻になっている。窓から外を見てももやがかかってはっきり見えない」と語った。ネット上でも「もう1週間近くも毎日スモッグが続いている(泣)」「霧の都ならぬスモッグの都」などの声が上がっている。


2024年1月11日:アフガン北東部でM6.4の地震/(ノム通信/JNN参考) USGS=アメリカ地質調査所によると、日本時間11日午後6時20分ごろ、アフガニスタン北東部でマグニチュード6.4の地震があった。震源は隣国・パキスタンにまたがるヒンズークシ山脈付近で、震源の深さは200キロあまりと推定されている。


2024年1月10日:インドネシアのレウォトビ・ラキラキ山が噴火・警戒レベル最高に/(AFP時事) インドネシア東部フロレス島のレウォトビ・ラキラキ山が10日、噴火した。噴煙は火口から2000メートル上空に達した。当局は同山に対する警戒レベルを最高に引き上げた。現地自治体は近隣住民に避難命令を出した。地元当局は一時的な避難所を2か所開設。現在、約5000人が利用しているという。


2024年1月3日:スウェーデンで氷点下43.6度記録・25年振りの寒さ/(AFP時事) スウェーデン極北で3日、1月の夜間としては1999年以来の寒さとなる氷点下43.6度を記録した。


2024年1月1日:日本の能登でM7.6・震度7の地震/(共同通信・産経新聞)(1.22追記) 日本時間の1日午後4時10分ごろ、石川県志賀町で震度7の地震があり、北海道から九州にかけての広い範囲で揺れを観測した。気象庁は石川県能登地方に大津波警報を発表、午後8時半に警報に切り替えた。石川県の輪島港では1.2メートル以上の津波を観測した。震源は石川県輪島市の東北東30キロ付近で、深さは暫定値で16キロ。地震の規模はM7.6と推定される。逆断層型で、能登地方で観測した地震としては記録が残る1885年以降で最大。5県の5万1千人に避難指示が下された。4日のNHKニュースの続報によると、地震から72時間を過ぎ、未だ179人が安否不明となっており、84人が死亡、3万3千人が避難状態にあり、断水・停電状態にある家屋が相当数あるという。道路が寸断されているため、詳しい状況はまだ把握できていない。120の老人施設で停電・断水が続いているという。通信障害が生じているため、連絡が取れていない地域もあるという。1日に600回ほどの余震がまだ続いている。22日の産経新聞の続報では、災害関連死(14人)を含めて232人が死亡、不明22人、損壊住宅3万4000棟に上っている。震度7を想定していた水道管(耐震管)も破断し、輪島市は復旧は3月末になると見込んでいる。下水道の復旧は進んでいない。


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