本文へ移動
【時の言葉】外出を控え、資源消費を減らそう(2022.6.20))

【時事評論2020】

日本でもコロナ禍情報隠蔽が行われている

2020-09-17
  最近身近なところでコロナ禍情報の隠蔽が行われていることが分かった。県名・地名は伏せるが、ある集団・あるホームパーティーで集団感染が発生したにも拘らず、マスコミは具体的な集団名・ホームパーティーの場所なりメンバーを明かしていないのである。それはどこのニュースでも同じであり、マスコミ関係者の間では個人情報に関わることについての情報は伏せているようである。これでは具体的に個人として防御することも注意することもできず、中国の情報隠蔽を非難することもできないであろう。たとえば、中国のコロナ禍の発生場所を明かさず、「〇〇日に中国で新型コロナウイスル感染者が確認されました」と発表するようなものである。武漢ということが明かされない限り、旅行者は武漢に出入りしたであろう。日本国内のことでも同じであり、集団発生というのは社会問題であることから、それは地名・団体名・グループ名・メンバーの属性(人種・職業)などは明らかにすべきである。
 
  この記事を書いてから2日後の産経新聞に、やっと「外国人のコロナ感染増」という見出しで記事が載った。具体的な市名・グループはある程度判るような内容であった。時期は6月下旬からのものを取り上げており、すでに遅しという感は否めない。特に外人による集団感染例が多いことを指摘したという点では、差別問題よりも感染問題の方が重要だと認識した点で一歩進んだ。そもそもこの記事が出たのも、栃木県市長会や県村町会から9月15日に「正確な情報が得られず、迅速な対応が難しい事案が起きている」として県に善処が求められたことが発端になっている。群馬県が9月17日に外国人陽性者の急増を発表したことも契機になった。県民の3%が外国人であるが、感染者の70%が外国人だというのである。栃木県の外国人の30人によるホームパーティーでは60人の感染者が発生している。家族や友人への感染が含まれる。外国人はマスク着用が少なく、話す時に大声を出すことが一因であろう。丁度筆者が懸念を覚えたのと同時であったのは、筆者の感覚・直感が正しかったことを証明した。(9.19追記・9.23追記)
 
  筆者は未来社会のことを想定して考えるのであるが、このようなウイルス禍においては、守るべき規範(3密を避ける)を守らなかった者に対しては、実名・属性を明らかにすべきであると考えており、それによって生じる「差別・中傷」などの問題は本人の自己責任であることから、受けて当然だと考える。現代日本は非常におかしな観点・視点から、個人情報に対しては極力分からないように、また人権というものを過剰に重要視する余り、社会の利益がないがしろにされていると思っている。たとえば、現行犯に対してその氏名を隠したり、映像ではボカシを入れたりということが普通に行われており、世界と比べても異常なほどである。犯罪現場ではビニールシートで覆い隠すということが行われており、世界のニュースではそのような光景を見たことがない。
 
  このおかしな隠蔽工作がマスコミ・メディア内部での暗黙の了解事項であるとするならば、日本で最初に新型ウイルス禍が発生した場合に、武漢と同様な隠蔽工作が行われることになるだろう。そうした場合に世界から批判を浴びるのは必定であり、マスコミはその事に対してどう考えているのであろうか。今回の筆者が経験した隠蔽は実は家内から聞いた話であり、実際のニュースで確認はしていない。だがそれは噂という形で結構広まっており、集団発生のあった地域の人は知っており、そこからまた我が家にも噂が伝わったのである。これは無用な不安・恐怖を生む原因となり得る社会的に大きな問題である場合、個人情報を秘匿するよりもそれを明らかにする方が社会にとって有益である。その意味でノムは社会主義を唱えており、個人主義よりも社会主義の優位性をいつも確証してきた。コロナ禍でも同じことが言えるのであり、集団発生があった場合は直ちにその場所・集団名を明らかにすべきである
 
TOPへ戻る