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【時事評論2020】

高額医療は国家を破綻させる

2020-02-27
  昨日、日本の厚生省は脊髄性筋萎縮症に対して1回投与で済むゾルゲンスマの保険適用を決めた。3月中に承認される見込みとなった。これは遺伝子治療薬のため1回1億円(アメリカでは2億円と新聞は伝える)掛かるそうだ。患者は20人ほどなので、税金から20億円支出することになる。
 
  5月13日には乳幼児の難病である精髄性筋萎縮症の遺伝子治療薬・ゾルゲンスマを保険適用対象薬に認定した。薬価は1回1億6707万円である。2歳未満の患者が対象となる。投与は1回で済むというが、これまでの最高額の記録を塗り替えた。
 
  それでなくても医療保険を含む福祉予算が毎年1兆円ずつ増えていくという状況にあって、こういう大盤振る舞いが許されるということは、既に役人だけでなく日本全体が生命至上主義という夢想的思考に憑りつかれているからである。
 
  ノム思想では「自然の掟」を最重要視し、それは運命であるとして避けられないものは受け入れるという考え方をとっており、遺伝子病は治療対象外と考える。それを治すということは人類の遺伝子を劣化させることであるからである。
 
  その意味でコロナウイスル問題に対しても、それが自然の掟に沿ったものならば受け入れるが、これが細菌兵器であるとしたならば絶対に受け入れることはできない(2/7記事参照)。やっと新聞でも、中国の学者が海鮮市場からわずか280mの近距離にある武漢疾病予防コントロールセンターからウイルスが流出した可能性を論文で発表したと報じた。
 
  これによると1人の研究員が捕獲した600匹以上のコウモリに攻撃されてその血液・尿を浴びたという。サンプルや汚染ゴミが外に出されたようで、それがウイルス流出の原因になったという見解を示したという。だがこれは自然界に存在する天然ウイルスであるとしており、細菌兵器説を否定する内容となっている。
 
  そもそもそんなに近くにそのような施設があることはノムも知らなかった。そして上記論文(華南理工大学の肖波濤教授:2月6日に研究者向けサイトに投降)はその後サイトから削除されたというから、疑惑はさらに濃厚になった。細菌兵器を否定した論文であっても当局には都合が悪いのであろう。
 

 
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