地球温暖化・自然災害関連
2024年10月ー12月
2024年12月21日:南極の海氷が2100年には温暖化で25%消失/(共同通信) 温室効果ガスが現在のペースで増加すると、南極の海氷が2100年までに4分の1失われるとの試算を海洋研究開発機構などのチームが21日までにまとめた。温室ガスの排出を抑えると回復傾向に変わることも試算で示された。気象庁によると、南極の海氷面積は年間平均で約1200万平方キロ。長年増加傾向だったが、2016年以降記録的な減少が続き、温暖化の影響が指摘されている。機構の森岡優志主任研究員は「温室ガスの削減を先延ばしにしないことがより早い海氷の回復につながる」としている。2030年や2040年に削減策を講じた場合は、それぞれ10~20年後に減少が止まって増加に転じるとの結果となった。
2024年12月17日:バヌアツ諸島でM7.4の地震・日本への津波はない/(ノム通信/ウェザーニュース・AFP・共同通信参考)(12.18・24追記) 日本時間の17日、海外で規模の大きな地震があった。震源地は南太平洋(バヌアツ諸島)で、地震の規模(マグニチュード)は7.4と推定される。この地震による日本への津波の影響はないが、震源近傍では最大で0.25mの津波が観測された。日本の気象庁震度階級に換算すると震度5強程度に相当する揺れがあった。18日のAFPの続報では、14人の死亡が確認され、負傷者200人が治療を受けているという。24日の共同通信の続報によると、死傷者は多数に上り、実態が不明だという。約8万人が被災し、約1700人は自宅に戻れず親族の家に身を寄せたり避難所にとどまったりしている。
2024年12月16日:タイで大規模洪水・これまでに32人以上が死亡/(ノム通信/NNN参考) タイ南部では先月22日以降、11の県で大規模な洪水が発生し、これまでに少なくとも32人が死亡、およそ67万5000棟が被災した。
2024年12月15日:ロシアタンカー遭難で原油流出・周辺環境に深刻なダメージ/(ノム通信/乗りものニュース参考)(12.18記) ロシア緊急省は15日、ロシアのタンカー2隻が、クリミア沖のケルチ海峡で損傷したと発表した。損傷したタンカーはヴォルゴネフチ212号とボルゴネフチ239号の2隻。既にボルゴネフチ212号に関しては、海峡付近で船体が真っ二つに割れた動画がSNSに拡散している。推定で4300トンの原油が流出し、周辺の環境に深刻なダメージを与えた可能性が考えられるという。
2024年12月14日:仏海外県マヨットにサイクロン襲来・14人死亡/(共同通信)(12.15追記) アフリカ東部のインド洋に浮かぶフランス海外県マヨットで14日、非常に強力なサイクロンが直撃し、少なくとも14人が死亡、多数が負傷した。死者はさらに増える可能性がある。マヨットを襲ったサイクロンとしては過去90年以上で最も強力という。多くの電柱や木々がなぎ倒され、家屋も倒壊した。フランス軍は週明けにも兵士約160人を本土から増派する予定。15日のロイターによる続報では、死者は数千人になる可能性があるという。
2024年12月12日:気候変動でフィリピンの台風リスクが倍増/(ロイター) フィリピンは気候変動によって熱帯性暴風雨に対して脆弱になっており、台風発生の危険性が倍増しているとする研究結果を、世界気象分析グループ(WWA)が12日公表した。
2024年12月6日:カリフォルニア沖でM7の地震・大きな被害情報なし/(ロイター) 米カリフォルニア州北部の町ファーンデールから西に約63キロの沖合で5日午前10時44分、マグニチュード(M)7の地震が発生した。 オレゴン州を含む米西海岸800キロの広い範囲に津波警報が発令されたが、約90分後に解除された。現時点で死傷者や大きな被害の情報はない。米地質調査所(USGS)によると、震源の深さは10キロ。
2024年11月29日:ウガンダで豪雨原因の地滑り・15人死亡113人不明/(共同通信) 東アフリカのウガンダ東部で27日、家屋約40軒を巻き込む2024年12月6日:カリフォルニア沖でM7の地震・大きな被害情報なし/(ロイター) 米カリフォルニア州北部の町ファーンデールから西に約63キロの沖合で5日午前10時44分、マグニチュード(M)7の地震が発生した。 オレゴン州を含む米西海岸800キロの広い範囲に津波警報が発令されたが、約90分後に解除された。現時点で死傷者や大きな被害の情報はない。米地質調査所(USGS)によると、震源の深さは10キロ。地滑りが発生し、地元警察は28日、少なくとも15人が死亡し、113人が行方不明になったと明らかにした。AP通信が報じた。豪雨が原因とみられ、死者はさらに増える可能性がある。
2024年11月21日:アイスランドのレイキャネス半島の火山が今年7回目の噴火/(ノム通信/JNN参考) 北欧のアイスランドの南西部のレイキャネス半島火山が再び噴火した。去年12月以降で7回目となる。規模は3キロに及んでいるが、小規模。
2024年11月19日:グレートバリアリーフで過去最悪のサンゴ死滅率/(AFP時事) オーストラリアのグレートバリアリーフの一部で、観測史上最悪のサンゴの死が確認された。同国の研究機関が19日、発表した。研究者らは、調査対象外の部分でも同様の事態が発生しているのではないかと懸念している。オーストラリア海洋科学研究所によると、12のサンゴ礁を調査した結果、死滅率は最大で72%に上っていた。これは、夏の大規模な白化現象・二つのサイクロン・洪水が原因だという。同研究所によると、グレートバリアリーフ北部では、造礁サンゴの約3分の1が死滅している所もあった。政府の監視が始まって39年の間でサンゴが「最も大きく減少した年」となった。
2024年11月13日:インド首都でPM2.5が基準の53倍に/(AFP時事) 有害なスモッグに覆われたインドの首都ニューデリーで13日、微小粒子状物質(PM2.5)の濃度が、世界保健機関(WHO)が定める最大値の50倍以上を記録した。13日早朝には、ニューデリーの一部でPM2.5基準値が806マイクログラム以上を記録。WHOが推奨するPM2.5の1立方メートル当たりの1日平均最大値(15マイクログラム)の53倍以上に相当し、「危険」な汚染レベルに達した。近隣地域の焼き畑の煙や工場のばい煙、車の排ガスなどが主な原因とされている。ニューデリーの埋め立て地に積み上げられたごみを焼却する発電プラントからも有害な煙が排出されていることが明らかになった。
2024年11月13日:世界のサンゴ44%が絶滅危機・16年間で大幅増/(読売新聞) 各国政府や自然保護団体などでつくる国際自然保護連合(IUCN)は13日、世界のサンゴの44%にあたる約390種が絶滅の危機に直面していると発表した。2008年に行われた前回の発表では「3分の1」を絶滅危惧種としていたが、大幅に増えた。サンゴは海水温の変化に敏感な生物で危機は気候変動が主な原因になっているとして、温室効果ガスの排出量を大幅に削減するよう求めた。COP29に合わせて発表された。
2024年11月13日:フィリピンに台風20~25号まで6連続で襲来/(ウェザーニュース) 10月末から台風が次々にフィリピンを襲っている。台風20号の上陸で大きな被害が出た後も、21号が接近、22号、23号が上陸した。24号と25号もフィリピンに向かっていて、6連続で接近もしくは上陸する見通しだという。
2024年11月10日:キューバ東部でⅯ6.8の地震/(ロイター) キューバ東部グランマ州で10日に地震が発生し、同国第2の都市サンティアゴデクーバと周辺の家屋や送電線などに被害が出た。米地質調査所(USGS)は地震の規模がマグニチュード(M)6.8だったと発表した。キューバ東部の大部分では数時間にわたる計画停電が数ヵ月間にわたって常態化しており、被害の報告が遅れ、通信が困難になる要因となっている。キューバ島東端は10月、ハリケーン「オスカー」の直撃に見舞われたばかり。先週には西端を襲ったハリケーン「ラファエル」で送電網が壊滅的な被害を受け、停電が広がっていた。
2024年11月4日:インドネシアで火山噴火・10人死亡/(AFP時事) インドネシア東部の火山が4日未明、数回にわたり噴火し、少なくとも10人が死亡した。噴火したのは、観光地として人気のフロレス島にあるレウォトビ・ラキラキ山。5つの村から住民が避難した。一部の木造家屋では火事が発生し、地面には飛来した溶岩による穴がいくつもできた。レウォトビ・ラキラキ山は1月にも大規模な噴火が数回起き、少なくとも2000人の住民が避難した。
2024年10月31日:台湾に28年振りに最大の台風21号が襲う/(産経ニュース) 台湾の中央気象署によると、台風21号は31日午後1時40分ごろ、台湾南東部・台東県に上陸した。台湾に上陸した台風としては、死者・行方不明者計73人を出した1996年7月以降で最大の勢力という。台風21号の中心気圧は925ヘクトパスカルで、中心付近の最大風速は51メートル、最大瞬間風速は63メートル、風速24.5メートル以上の暴風域は中心から半径150キロとなっている。台湾では31日、台風21号の接近を受けて全22県市で休業・休校措置が取られた。31日の産経ニュースの続報では、死者1名、負傷者205名、建物損壊は387棟となっている。
2024年10月30日:スペイン東部で豪雨による洪水・60人超死亡/(時事通信・共同通信・ウェザーニュース)(11.1・3追記) スペイン東部バレンシア自治州などで豪雨による洪水被害が発生し、同国メディアは30日、少なくとも64人が死亡したと報じた。被災地域で懸命の救助活動が続いているが、行方不明者がおり、犠牲者は増える可能性がある。31日の共同通信の続報では、死者は31日までに、少なくとも158人に上った。過去50年で最悪だという。11月1日の時事通信の続報によると、死者は205人に達した。11月3日のウェザーニュースの続報によると、29日にはバレンシアの西方に位置するトゥリスの観測点で1時間最大179.4mm、24時間では618.0mmの猛烈な雨を観測した。
2024年10月27日:モロッコの豪雨が一転、恵みの雨となる/(AFP時事) モロッコ南東部のサハラ砂漠で9月、異例の豪雨があり、干上がっていた湖や池に水がよみがえった。地元住民や観光客は、「天からの贈り物」と喜んでいる。首都ラバトから南東に約600キロ離れた観光地メルズーガは20年近く不毛の地だった。しかし、今年9月に南部で豪雨による洪水が発生。当局によると、少なくとも28人が死亡したが、ある意味では恵み雨となった。
2024年10月24日:フィリピンのルソン島に台風20号上陸・少なくとも24人死亡/(ノム通信/JNN参考) 大型の台風20号が上陸したフィリピン・ルソン島では、大雨による洪水などの影響でこれまでに少なくとも24人が死亡しています。
2024年10月21日:キューバがハリケーンでダブルパンチ/(AFP時事) 先週末から大規模停電に見舞われているキューバに20日午後5時50分、ハリケーン「オスカー」が上陸した。米国立ハリケーンセンター(NHC)が発表した。オスカーは、ハリケーンの強度では最弱の「カテゴリー1」でキューバに上陸。その後、勢力を弱めて熱帯低気圧に変わった。しかし、キューバでは18日に同国最大の発電所が停止し、全国規模の停電が発生しており、さらなる混乱が予想される。政府は、21日夜までに全国の大部分で電力は復旧すると発表した。
2024年10月14日:北極の寒気が米北部に・凍結警報/(ウェザーニュース) アメリカ北部は現地時間の16日(水)頃にかけて朝晩の冷え込みが強まる予想で、ミネソタ州などに凍結警報が発表されている。北極の寒気が南下しやすくなっていて、今週末には日本の上空にも流れ込む見込み。今シーズン初めての氷点下となると予想される。アメリカの気象当局はノースダコタ州やミネソタ州などに凍結警報を発表し、植物の管理や水道管の凍結などに注意するよう呼びかけている。
2024年10月9日:ハリケーン「ミルトン」がフロリダ上陸・700万人以上に避難命令/(読売新聞・ロイター・共同通信)(10.10・12追記) メキシコ湾で発生した大型ハリケーン「ミルトン」が9日夜(日本時間10日午前)、米南部フロリダ州に上陸した。地元当局が700万人以上に避難命令を出し、暴風などへの警戒を呼びかけた。ミルトンの勢力は8日、5段階で最も強い「カテゴリー5」を観測したが、9日夕には「カテゴリー3」に勢力を弱め、最終的に1となった。竜巻の被害があったという。12日の共同通信の続報によると、試算被害額が500億ドル(約7兆5000億円)規模に達し、死者は16人となった。
2024年11月7日:国連事務総長が環境危機に警告/国連(UN)のアントニオ・グテレス事務総長は7日の演説で「人類は地球を燃やし、その代償を払っている」とし、今年世界で発生した壊滅的な洪水・火災・熱波・ハリケーンなどを列挙。「こうした報道一つ一つの背後には、人類の悲劇、経済的・生態学的な破壊、そして政治的な失敗がある」と語った。
2024年10月7日:地球温暖化対策に画期的アイデア・ただ高価すぎる/(ノム通信/毎日新聞参考) 10月7日付の米地球物理学連合の学術誌「ジオグラフィカル・リサーチ・レターズ」に掲載された、地球温暖化対策としてダイヤモンド微粒子を成層圏にばら撒くというアイデアが注目されている。研究代表者のサンドロ・バッティオーニらは気候モデルを基にSO2・150nmのダイヤモンド・酸化アルミニウムなど7種の物質をそれぞれ500万トン、45年間放出し続けたと仮定して影響を検証。その結果、ダイヤモンドのエアロゾルが、最も効率よく太陽光を反射させられることがわかった。酸性雨のリスクもなく、成層圏の温暖化も抑えられるという。ただ、約175兆ドル(約2.6京円)の費用がかかるそうだ。これは世界経済総額の30倍に相当し、明らかに不可能である。毎年世界経済を全てダイヤモンド放出に向ければ可能かもしれない。
2024年10月7日:昨年は世界の河川が「最も乾燥した年」・米大陸は干ばつ多発/(共同通信) 国連専門機関の世界気象機関(WMO)は7日、世界の水資源の現状を分析した報告書を発表した。2023年は河川の流量が過去約30年間で最低で「最も川が乾燥した年だった」と指摘した。氷河の消失は過去約50年間で最大。米大陸で干ばつも多発したと振り返った。報告書によると、2023年は観測史上最も暑い年となった。米国ではミシシッピ川流域で地下水が3年連続で減少。南米のアマゾン川流域では、ブラジル北部マナウスの港の水位が1902年以降で最低となった。
2024年10月4日:ボスニア・ヘルツェゴビナで洪水・少なくとも16人死亡不明多数/(ノム通信/JNN参考) ヨーロッパ南東部のボスニア・ヘルツェゴビナで4日、集中豪雨による洪水が起き、少なくとも16人が死亡、多くの人が行方不明になっている。首都サラエボからおよそ70キロ離れた町が道路や鉄道も破壊され、完全に孤立した状態となった。この町や周辺の地域などでこれまでに少なくとも16人が死亡したほか、瓦礫の下敷きになったり洪水で流されたりして、20人から40人ほどが行方不明になっているという。
2024年10月3日:アマゾン川の支流が干ばつで危機的状況/(AFP時事) 歴史的な干ばつに見舞われているブラジルで、世界最大の流量を誇るアマゾン川の支流の水位が「危機的な状況」となっている。干ばつは、普段の生活において川への依存度が高いコミュニティーに特に大きな影響を及ぼしている。
2024年10月3日:台湾に台風18号・停滞して土砂災害・2名死亡/(ノム通信/産経ニュース参考) 台湾の中央気象署によると、台風18号は3日午後0時40分(日本時間同1時40分)ごろ、台湾南部・高雄市に上陸した。消防当局によると、3日午前までに落石などにより男性2人が死亡したほか、海や川に転落した2人が行方不明となり、123人が負傷した。台風18号は1日ごろから台湾本島の南方で停滞。台湾各地に大雨や強風の被害をもたらし、北部・基隆市や南部・屏東県などに計7件の土砂災害を起こした。この後、熱帯低気圧になったという。
2024年10月2日:米ハリケーンで死者190人超/(時事通信) 米南部を先月下旬に襲った大型ハリケーン「ヘリーン」の被害が拡大し、CNNテレビが2日伝えたところによると、死者は少なくとも191人に上った。このうち大規模な洪水が発生したノースカロライナ州で95人、サウスカロライナ州で39人、ジョージア州で25人が死亡した。多数の住民が依然行方不明になっており、犠牲者はさらに増える可能性がある。