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【時の言葉】外出を控え、資源消費を減らそう(2022.6.20))

北朝鮮

2024年5月(5.18 更新)

2024年5月18日:北朝鮮で食料を横領して孤児7人が栄養失調で死亡/(NEWSポストセブン参考) 中朝国境地帯の鴨緑江に面した北朝鮮の両江道恵山市の孤児院で今年2月、7人の乳幼児が新型コロナウイルスに感染したと報告されていたが、実は栄養失調状態だったことが分かった。警察当局が調べたところ、孤児院の職員が乳幼児に提供されている食糧を盗んでいたことが明らかになった。孤児院の組織ぐるみの犯行で、付近の住民から職員らに激しい非難の声が上がっている。職員らが定期的に食糧の供給当局者に賄賂を送っていたことも判明した。キム・ジョンウン党総書記は2021年、これらの子供たちに十分な乳製品を与えるように命じていたが、末端まではとても行き届いていない実態が浮き彫りになった。 ジョンウンは、命令さえすれば何事もその通りになると考えている。


2024年5月17日:北が飛翔体数発を発射・日本海に落下/(ノム通信/NNN参考) 韓国軍は北朝鮮が17日、日本海に向けて短距離弾道ミサイルとみられる飛翔体を数発発射したと明らかにした。韓国軍によりますと、北朝鮮が17日午後3時過ぎ東部・元山周辺から日本海に向けて短距離弾道ミサイルとみられる飛翔体を数発発射した。およそ300キロ飛び、日本海上に落下したという。朝鮮半島では16日、アメリカ軍や韓国軍の戦闘機による合同演習が行われていて、これに対し、北朝鮮は「地域の平和と安定に対する挑戦的行為は許されない」と反発していた。


2024年5月11日:韓国裁判所のデータが大量流出・北のサイバー攻撃/(共同通信) 聯合ニュースは11日、韓国の裁判所のネットワークが約2年間にわたり北朝鮮のハッカー集団「ラザルス」によるとみられるサイバー攻撃を受け、個人情報を含む大量のデータが流出したと伝えた。韓国警察庁が他機関との合同捜査結果として明らかにした。セキュリティーの脆弱さに批判が集まりそうだ。聯合によるとネットワークは2021~23年に侵入され、計約1014ギガバイトの分量に当たる資料が盗まれた。内容が分かっている中には裁判当事者の陳述書や、債務、婚姻、診察などに関する個人情報が含まれている。


2024年5月11日:韓国が北朝鮮の新曲をネット遮断へ・ジョンウン賛歌/(共同通信) 北朝鮮が金正恩朝鮮労働党総書記への親近感を演出した新たな歌謡曲「親しいオボイ」について、韓国の情報機関、国家情報院の関係者は11日、韓国内でのインターネット視聴を遮断する方針を示した。韓国メディアが伝えた。軽快なテンポの動画がユーチューブなどに投稿されて関心を集めており、韓国当局は警戒を強めている。


2024年5月7日:北朝鮮が高官の死去に伴う哀悼で静まり返る/(ノム通信/デイリーNKジャパン参考) 北朝鮮の朝鮮労働党中央委員会書記を務め、「北朝鮮のゲッベルス」とも呼ばれたキム・ギナム(金己男)が7日逝去した。北朝鮮は全国民に哀悼の意を表するようにと命令し、北朝鮮全体が静まり返った。それというもの、普段は建設現場で「起動芸術扇動隊」と呼ばれている“女性にぎやかし部隊”がワゴン車に積まれたスピーカーから威勢のいい声で労働者を鼓舞していたため、うるさいほどだったからだ。この部隊は1961年に故金日成主席の指示に基づいて発足したものだが、工場・企業所・協同農場・建設現場を周り、朝鮮労働党の政策を宣伝し、歌って踊って労働意欲を高めるのが目的だ。だが歌舞音曲禁止令が出されたため、スピーカーのスイッチは即切られた。


2024年5月7日:北ではトップ命令で使えない張りぼて建造物だらけ/(ノム通信/デイリーNKジャパン参考) 北朝鮮ではトップの思惑次第で速度戦と称する突貫工事で使えない建造物を作るのが得意である。金日成時代の1987年に着工し、5年を掛けてギネスブックに世界一高いホテルとして登録された柳京ホテルは1992年に建設放棄され、2008年に工事は再開されて外観だけはできたが完成できず、河岸の地盤の悪い土地であるため、建物が傾き始めている。欧州のホテルチェーンが一部営業を請け負うことになったが、2013年に撤退した。建設継続は不可能とみられており、いまだに開業されていない。金日成は1986年、安辺発電所建設を開始させたが、当時は「苦難の行軍」の最中であり、1996年にやっと完成。だが使い物にならなかった。2012年以降は発電できていないという。ジョンイル(正日)時代には、韓国の首都ソウルを流れる漢江の上流の北漢江に金剛山ダムを計画したが、張りぼてに終わった。現在ジョンウン命令の下で建設中のタンチョン(端川)発電所は4月15日に竣工する予定だったが、理由が明かされないまま再び延期となった。これは日本時代に日本企業が企画したもので、総発電量は200万キロワットの予定だったという。だが2017年に建設を始めたが、たった3年という工期のためずさんな工事となり、今だ完成していない。恐らく完成はしないだろう。


2024年5月6日:トランプ時代の高官が在韓米軍は中国抑止に転換すべきとの主張・北朝鮮脅威は韓国に任せる姿勢/(時事通信) コルビー元米国防副次官補は、ワシントンで6日に行われた韓国の聯合ニュースとのインタビューで、北朝鮮の脅威に対応している在韓米軍の役割を転換し、今後は中国に対する抑止に重点を置くべきだと主張した。同氏は「(北朝鮮の挑発に対し)韓国が責任を持つべきだ」と語った。 これはトランプが中国を本当の敵だと考えていることを反映している。北朝鮮にとっては好都合な発言と受け取られるだろう。


2024年5月5日:北朝鮮で通貨改革・失敗の恐れ/(ノム通信/デイリーNKジャパン参考) 北朝鮮では2023年10月から、国営工場、企業所、機関で賃上げが行われている。国営企業では22倍近い賃上げになっている。だが5000北朝鮮ウォンの「トンピョ」(金券)で支払われるため、信用がないので商人に受け取ってもらえない。2021年から発行が始まったトンピョ(金券)だが、機能的には紙幣と同じだ。本来は外貨の代替として渡されるものだが、信用が低く受け取ってもらえないことが多い。賃上げは実質的にデノミと同じ結果をもたらしており、ウォン安を招いている。おそらく国営米屋の「糧穀販売所」などの国営商店での消費を誘導するためと見られる。





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